喰いえるコトなど

グルメ?何それ?ウマイはウレシ、マズイはタノシ。
いわゆるひとつの食い意地日記

2001年06月04日(月) 真空チョコレートブラウニーに関する勇気=レポート3

私たちの目にみえないミクロの世界。
そこでは私たちの想像を絶した事態が、
日々、刻々とすすんでいるのである。
空気なんてなくてもイイ!真空状態でけっこうよ!
栄養さえあれば!!
細菌はごんごんがんがん繁殖できるのだ………そうだ。
(肉屋のおいちゃん談)

そう、私はそんなミクロの世界の住人達に
すばらしい条件を与えてしまった……かもしれない。

そんでな!細菌繁殖バリバリかもしれんお菓子をな!
友達にな!送りつけたってん!でもな!
「つけったってん」とか言うてるけどな!わざとちゃうねん!
細菌繁殖バリバリの可能性隆(……たかし、高し)なんは知ってた、
つーか、聞いた後やったけど!ちゃうねん!ちゃうねん!
ちゃうねんとちゃうやん!送ってもたやん!そやけどな!
訳わからんようになっててん!
とにかく!

わたしゃ、手作りのお菓子を友達に送る前に、
「そんなん送ったら、むこうに届く前に腐るんちゃ〜ん、自分?」
とか言われたにもかかわらず、送った、つー話。

……………昨日の続きなんです。
よかったら、昨日の日記を読んでみてみてください。
お願いします、お願いします、お願いします。

そんで、食中毒おこしたら、どーすんねぇええーん!!!
こんなに心配している私の気持ちをよそに、
食中毒にかかるやもしれぬ当の本人は、気楽なもんです。

細菌繁殖バリバリの可能性隆が届く前に、
電話で事情を話したというのに、
いっこも事情を理解してくれない。
事情告白時の電話では「え〜よ、え〜よ、味見してみる」だの言うし、
その後、荷物が届けば「これから、たべまぁ〜す」だの、報告してくる始末。
「アンタ、人の話、聞いてるぅ〜?」

………は、私にむかって言われるべき言葉である。
ハナから送るなよ、そんなもん。
肉屋のおいちゃんの忠告、聞いとけ!!

そんでも!!
相手のあまりの脳天気さに、自分が悪いにもかかわらず、
すまない気持ちを通り越して、ハラがたってくる。

「コイツ、食中毒に当たって、私を罪人にするつもり!?」
「えぇ〜よ、えぇ〜よ、そういうつもりなら。友達の縁、切ったらぁ!」
……なんでそうなんねん?完全に逆ギレである。

その後、友からはメールが届いた。
以下、一部抜粋。
=========================
ありがとう!

送ってくれたスナックでビールを飲んだよ。
それにしても、一体全体あのチョコレートケーキは何?
まずかったよ〜!

あの真空パッケージは自分でしたの?
上手やったよ〜!
=========================

やっぱりな!!
やっぱりあのお肉屋さん、真空パック作るのうまいんや!
さっすがぁ〜!!
……………とか言うてる場合と違うんちゃうん!?

メールを送ってくる気力、体力はあるらしい。
…ちっ。文末、中途半端な語呂合わせまでしてるよ。
どっちにしろ、食中毒はまぬがれたようだ。
真空パッケージの仕方が上手いとか、
妙なトコに感心しているが、ひょっとして、
変なモン食べたからそうなった……とか?
しかし………。

食べたんや!食べたんや!食べたんや!
食べても、まだ「ありがとう」とか言うてる……。
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
でも!
やっぱり、まずかったんや!まずかったんや!まずかったんや!
………ちゃんと捨てたかな?どの程度、味見したんやろ?

しかし、本当の本当の本当に腐敗して、まずかったのか?

細菌繁殖可能性隆どころか、
細菌部隊がんがんごんごん急増殖ぅ〜!
……くらいの勢いで繁殖したに違いない。
絶対そうやって。

でないと、「まずい」とか言うのんおかしいやん?

今のとこ、その謎を解く気にはならないのである。
真実がどっちであれ、その答えは恐ろしい。

健康を害するかもしれぬお菓子を送る、
いらん勇気はもってるクセに、
真実を直視する勇気はないのであった。
あぁ、ごめんなさい。



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