知り合いんちにて。 お昼御飯をごちそうになる。 いろんなものをぶっこんで炊いた鍋料理っつーか、スープ。 形状をとどめるものあり、とどめないものあり。 闇鍋のような、闇鍋のような。 あ、間違えた。
闇鍋のような、薬膳のような。 スープ関係が好きで、よくつくるけれど、 いままで味わった事がない微妙な味。 個人的にはかなり好みではあるが、 なんと表現すればいいのかわからない。 ただ確実にわかったのは、やたら血行が良くなった。 食べすすむうちに汗がふきだしてきた。 ほのかに、とうがらしの「ピリッ」とした味は認めたが、 普段その程度の「ピリッ」では、汗などかきません。
始めて訪れたお宅なので、なにが入っているのか、 解明したいところではあったが、いろいろ詮索するのはひかえた。 たいがいそこでは、いろんなものを ぶち込んで、その鍋を食しているらしい。 次回、たずねた時に何がはいっているのか、謎を解明するとしよう。
ひとしきり、満足いくまで食を堪能した後。 御飯の話になり、いかに玄米が好きであるか、力説してしまった。 すると、「いつもは玄米なんだよ」と御主人。 「ほら、そこに」と指された方向をみると、 なじみ深い有機玄米の3Kg入りのおおきい版が…。 はやい話、30Kg入りですわ。 「うっ、私はいつもあの10分の1の袋を買ってます」 「もって帰ってイイよ」 「へ?」 「かついで帰ったら?」 「そんな、申し訳ない。つーか、かつげません」 かつげさえすれば、もらう気マンマンである。
つい先ほどたいらげたのは、 つやつやのグリーンピースいり白御飯。 ほぼお腹いっぱいになりながらも、鍋底にしっかとはりついた、 うまそうなオコゲ御飯を食い意地のはった私が見のがすハズもなく。 ちゃっかりがっちり、おかわりまでした直後の話。
白米をごちそうしていただいたというのに、玄米好きを力説した私。 考えようによっては、とてつもなく失礼な話である。 にも関わらず!! ずざざざざぁーーーーー、と30キロ袋から、 いくぶんか小分けしだした。 「ほら、持って帰りな」 「そんなー」と、口に出してはみたものの、 内からあふれでる喜びは隠し得ない。 にっぱぁ〜!!と顔が緩むのが自分でもわかる。 ここは御好意に素直に甘える事に。
あぁ、玄米の神さま、どうもありがとう。 私の玄米への愛が伝わったのね! という話ではなく、おじゃましたお宅の御主人の、深く寛大なお心に感謝! おやびん(という感じの方なのサ)、 本当にどうもありがとうございました。
いやぁ〜、玄米の収穫が春にできるとは、 思いもよらない1日でした。 ===================== そんでもって、玄米モウソウ日記の続きはまたのお話。
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