2004年06月07日(月) |
オークションで知ること |
先日オークションデビューをした友人 試しにといつもはギフトに使われている 自社製品を軒並みアップ 写真はきちんとしているし 使っている素材の説明も これ以上はないという程の丁寧さ
大量ロットで捌けて 初めて成り立っている卸業者としては オークションでひとつ売れたからって 一体何になるのか そんな突っ込みを自分自身で入れつつ それでも 既に成り立っている流通形態とは 全く違う場所に置いてみて 初めて見えてくるものがある
何故売れるのか または 何故売れないのか その理由は複雑に絡み合っていて 到底ひとつの方程式に 当てはめられるようなものではない 買い手のひとりひとりが違うように 百人いれば百の理由があるのかもしれない
だとすると 提供できうる限りの商品情報を 丁寧に提示することは その中から 買い手に欲しい理由を探してもらうための 正攻法なのだと思える これだけモノが溢れている中で 成熟してきた消費者なら 自分なりの価値観と照らし合わせて 情報を読み取ることができる
わざわざオークションで 商品を探そうという人の 動機はさまざまだろうけれど 消費に対して積極的であるのは間違いない 雰囲気やイメージで商品を買うなら もっと別の買い方をするだろう 商品本位で勝負するにふさわしいのが オークションなのかもしれない
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