8月5日(金)晴天。
東京駅で愚妹一家と待ち合わせ。
Y子(33歳)、甥っ子ナオ(4歳)、姪っ子モモ(0.5歳)の守役として、今日からしばらく山形の実家に帰るのだ。
生まれて初めての子連れ新幹線乗車に実はドキドキ。
モモたんに泣かれたらどうしよう、、、とアワアワしていたのだが、泣いていたのはナオだった。
「おばちゃん!逢いたかった!」チックな劇的な再会を何日も前から想像しワクワクデヘデヘしていたのに、「なんでパパも一緒じゃないのよぉー!!!なんでおばちゃんが一緒なのよぉー!!!パパぁー!!!パパぁー!!!」とギャアギャア泣き崩れやがってこんちくしょー。
嗚呼、可愛くない。
相変わらず顔もガッツで可愛くない。
五月蝿い甥っ子を軽く無視しベビーカーの中を覗き込むと、そこには可愛い可愛いモモたんが居た。
色白でパツパツなその身体、きょとんとした愛くるしい瞳、そして、ワタシの顔を見るや否や、ニカーっと満面の笑みになるではないか。
かっ、可愛いー!!
この間逢った時にはただの赤猿だったのに、こんなに可愛くなっちゃって(うるうる)。
予定を変更し、愚妹からモモたん係りを任命されたワタシは、生まれて初めてベビーカーというものを押した。
駅の中は床がガタガタでボコボコで、障害物がたくさんあって、それらの上に車輪を近づける度にモモたんが振り落とされてしまうのではないかと彼女の身を案じたのだが、「お姉ちゃん!モタモタしないで!さっさと押して!」と愚妹から一喝。
そして、ご機嫌取りの為に向った本屋で、新しい魚図鑑をワタシにねだる甥っ子に、「山形着いてからもっといいもの買って貰いなさい!!」と更に一喝。
「お姉ちゃぁ〜〜ん!夏休みの自由研究できないぃ〜〜!!」と夏休み終了前日になると必ずと言っていいほど泣きついていたあの愚かな妹は、いつの間にやら恐ろしく強いオンナになっていました(っていつの話さ)。
ナオのご機嫌もなんとか治まり新幹線に無事乗車。
到着までの約3時間、休む間もなくナオのエンドレス魚話攻撃。嗚呼疲れたぁー。
モモたんはぐずることもなく、ニカニカニカニカ笑ってますた。
サクランボのワイン漬け(写ってないかも)
海老フライ
米沢牛味噌漬け&ポテトサラダ
揚げ茄子の辛味噌和え
瓜漬け、ふっくら梅、ワラビの煮付け
茄子漬け、鰹のお造り
ビール
白ワイン♪初飲みワイン
(E&Jガロ ターニングリーフ・シャルドネ 2003)
さて、今年もマイ母の手料理を母の知らないところで世界に配信。
鰹のお造り、脂が乗っててめちゃくちゃ美味かった!!
ワタシはタタキより生のお刺身の方が断然好きです。
↑姑息な投票ボタン。押していただけると明日も飯炊き頑張れそー。これがなければ帰って来た意味がない。
8月6日(土)晴天。
昨夜は寝苦しかった。
寝苦しいので、本棚から花のあすか組を全巻取り出し、読み耽った。
去年の夏もこんなに暑かったっけ?
日中は40℃近くになるものの、朝晩涼しくなるのが山形の夏だと思っていたのだが、これでは横浜となんら変わらない。
しかも、ワタシの部屋にはエアコンがない。
暑すぎるぜよ、ママン。(最首風)
朝ご飯を手早く済ませ、愚妹一家と共に親戚巡りに明け暮れる。
母の実家では出産の為里帰り中の従姉妹一家と逢え、久しぶりに昔話に花が咲く。
ひ孫を抱いて微笑むじいちゃんとばあちゃん。
年寄りを怖がって逃げ回る愚甥ナオ。(気持ちは少し分かる。)
じいちゃん、ばあちゃん、長生きするもんだね。もっともっと長生きしてね。
午後2時過ぎ、ようやく一段落し、お昼ご飯のラーメンを。
中華そば かめや食堂
長井市今泉2246 TEL:0238-88-9753
営業時間:11:00-20:00 定休日:水曜
馬肉叉焼で有名なここ「かめや」は、
この近辺に蔓延る馬肉ラーメンの老舗中の老舗。
連日昼は満席のため出前はできないものの、
常連特典での岡持ちに入れての持ち帰りは可能。
(実は親子2代に渡っての幼馴染だったりします。)
で、これがかめやの中華そば550円。
真っ黒な醤油スープに、馬肉でできた叉焼、
麺は横浜家系のような太い平打ち麺、
しっかり味付けされた多めのメンマと、
真ん中にはなぜか魚肉ソーセージ。
かなりのボリュームです。
麺はみるみるのびてしまうので速攻でいただくのがコツ。
(幼少の頃は、一度のびた中華そばを再度温めて食べるのが好きですた。更にソーセージが2枚とか入ってると小躍りしたものです。)
スープは一見しょっぱそうですが、さほど塩辛くはありません。
ほんのり鶏がらのシンプルな醤油スープです。
叉焼は馬肉ですから、柔らかくはありませんが、臭みもさほどありません。
ええ、正直言いまして、「美味い!!!」とはけして言えません。
が、先に述べました通りなぜか連日満員御礼。
ラーメン好きな隊長に以前食べされたところ「二度といらん」との感想でしたが、どこが美味いのか何がなんなのかワタシにも我実家の方々にもなかなか表現することができないのですが、とにかく人気のかめやの中華そば。そしてワタシもそのファンの1人だったりします。
(おそらく、隊長が長野のいむらやのかた焼きそばを愛しているのと同じではないかと。アレってばオレには全く理解できない味だもんさ。)
尚、この日記を読んでかめやにチャレンジされる方に一言。
一切の期待をせずに食すことをここに記しておきます。
イモ煮
カジキマグロの煮付け(写ってないかも)
蕗の甘露煮
茄子漬け、胡瓜の辛子漬け
ゴーヤーチャンプルー
スライストマト
スライスオニオン
日本酒(米鶴:米の力)
美味しそうなモモたん
ゴーヤーを食べたことのないマイ父母の為に今夜は1品ワタシがお料理。
読者の皆様にお聞きした知恵を十二分にいかし、ワタをキレイに取り、塩揉みはせず、高温でササッと、そして隠し味にお味噌を小さじ2ほど。
↑姑息な投票ボタン。押していただけると明日も飯炊き頑張れそー。ワタシの感想は、味の薄い正露丸。
苦いけどまだまだ苦いけど、苦いなりに慣れて来た感じ。