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2004年05月02日(日)
 信州旅行記其の一。

5月1日(土)
深夜から信州へ。
渋滞を予測してこの時間に出発したのだが、意外に車は爽快に進む。
隊長ご機嫌。妻安心したのか急激に眠気に襲われる。
「眠たい」と恐る恐る言ったところ、なぜか優しい笑みを浮かべて「寝ていいよ」と囁く隊長。
隊長の優しさに甘えウトウトと眠りを貪っていると、体中にGを感じ目を覚ます。
なぜだ?息がちょっと苦しい。
ボンヤリした目で速度計を覗くと、針が180kmのところでプルプルと動いていた。
妻発狂。
隊長はかくれんぼして見つかった子供のようにガッカリした顔で120kmまで速度を落とす。
迷惑極まりない話だが、隊長も車も久しぶりのスピードにご満悦だった模様。
ウトウト→息できない→発狂→120kmという一連の動作をを何度か繰り返し、SAで忘れずにうどんを食べ、六文銭の街上田に無事到着。


5月2日(日)
寝る。ひたすら寝る。
そしてお天道様がずいぶんと上に登った頃に上田の街を練り歩く。
「何もないから」と言うだけで今まで上田観光に連れて行って貰ったことがなかったのだが、今回は時間に余裕もあったので我儘を言ってみた。


上田城へ。
関ヶ原の戦いで徳川秀忠軍を足止めしたことで有名な真田昌幸が城主・・・らしい。
真田十勇士を率いた真田幸村のお父さん・・・だよね?
猿飛佐助だよね?忍者だよね?

隊長はワタシの問いをひたすら無視し、どんどん先に歩いてしまいました。



右:真田井戸

張り紙の言葉にニヤリ。
いったい中はどうなっているのだろう?

もしかしたら、有閑倶楽部の剣菱万作の所有する信州の別荘にあった井戸のように、エメラルドの帯止めを騙し取られた婆さんの幽霊が飛び出てくるのだろうか?
期待を胸に井戸を覗く。





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ホントは秘密の抜け穴があって、城北の太郎山麓の砦と繋がっていて、兵糧を運び入れたり城兵が通ったりと敵に囲まれても不自由がない造りになっているそうです。

上田城をあとにして駅前に歩く。

みすず飴で有名な飯島商店へ。
ここのジャム、激しく売れている。
一瓶がとてつもなく大きくて食べ応えあり過ぎ。
甘いだけでワタシには美味しいと思えない。
林檎にニッキはやめてほしい。
だけど激しく売れている。

飯島商店ぼろもうけ。
毎年毎年そう思いながら、とりあえず味見は欠かさないキル家の人々。



この日の夜は、親戚のお家にお呼ばれ。
美味しい山菜の天婦羅を堪能しますた。さすがに画像はありません。

信州旅行記はまだつづく・・・・。

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