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すばらしい日々
2001年11月02日(金) 　師走じゃなくても先生は走る

今日は色んな人のいつもとは違う顔を見た。

隣の席の子。昨日席替えしたのですよ。
んで去年も同じクラスだったんだけど交流は無く、
今年になってからも非常につれない態度をとられてました。
その子が今日、アタシがすっと探し求めてた
ワックスを持って来てたのです。
ホントめちゃめちゃ欲しかったんで散々ためらってから
「それドコに売ってた？！」と。
意外そうな顔されました。
アタシはそういうのあんまり欲しがらないような人間ですから。
でもちゃんと教えてくれました。アタシも意外でした。
何かバカにして教えてくれないかと思ってましたから。
もっと前からちゃんと話せばよかったなあ。
これからがあるからイイけどさ。

社会の先生。
授業は結構面白いんだけど、言葉遣いが乱暴・・・というか。
むしろイイつっこみなんですけど。
ちょっと苦手だった。
でも今日の帰りに生徒会やってる友達を待ってたら
「どうしたよ？」って聞かれたので待ってる事を言うと
「大変やなぁ」って。
や。大変なのはアタシじゃなくってむしろ友達の方では。
って思ったけれど授業教えてもらってる以外に
何の接点も無いアタシっていう生徒の事を
気にかけてくれるのがすごく驚いたし、
嬉しかったから笑顔で返しといた。
でもって「寒くないか？そこのドア閉めやー？」だって。
ふあああああ。大人ってスゴイ。っていうか先生スゴイよ。
んで、そういえばいっつもプリント返してくれる時には
めちゃめちゃ気合いの入ったコメント書いてくれるよなあ・・・
という事を思い出しました。
今まで適当に授業受けてたけど悪いなあって思った。
悪いっていうよりアタシが勿体無いなあと思った。
せっかくイイ先生に会ったんだから。

当たり前の事だけど私は一人じゃ生きていけるはずが無い。
沢山の人にお世話になりまくって過ごしてる。
色んな物をもらってる。言葉だったり考えだったり姿だったり。
でも私は他の人に何かを分けてるとは思えない。
私は無力。
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