しむちゃんのつれづれ日記
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2003年05月16日(金) 鯉の泳ぐ川

今日の会社での会議についてはいろいろと言いたいことがりますが、
ここでは割愛しましょ。長くなるんで。

さて、ウチのすぐ近所に水道道路という道がありまして、その道沿いに
野火止用水があります。この野火止用水には鯉が放流してあって、夜に
この側道を歩いているとガーガーと鯉が鳴き声をあげることがあります。

始めの頃はこの音が何なのか分からず、カエルの鳴き声かと思っていま
したが、カエルにしては鳴き声が穏やかなので、流れをジーッと眺めて
いたら、何やら赤とか黄色とか黒とかが動いているんですね。

夜だとそれが何かが分からなかったから、朝の通勤時に確認してみると
泳いでいるじゃないですか。鯉がウヨウヨ。気にも止めないような流れ
ですから、まさか鯉がいるような流れとは思いませんでした。

鯉の放流というと、実家のある久留米の市街地を流れる池町川という
川が流れていまして、そこにも鯉が放流されています。この川はかつて
ドブ川で有名でしたが、ある時から筑後川の水が流れるように通水して
見違えるように水質が変わりました。変わったといっても筑後川の中流
の水ですから、遠目には緑色なんですが、小さな池町川の水深の浅さでは
川底がちゃんと見えるぐらいのきれいさに見えます。で、水質の良さを
アピールするために鯉を泳がせたといいます。でも鯉って水質の悪さに
耐えられる魚ですから、決して鯉が泳いでいるから水質のきれいさを示し
ているとは言えないのですけどね。色付きの鯉が泳いでいるのを見ると
視覚的に訴えるものがあるから、それだけでも良かったのかな。

そういえば品川区を流れる立会川にボラの大群が押し寄せた時のあの色は
なんとも気持ちのいいものではありませんでしたよね。あれがカラフルな
色だったらもっとイメージが違ったんでしょうけどね。

立会川の場合は自然の回帰を示していますが、池町川の場合は人工的に
泳がせているわけですから、鯉以外の淡水魚が流れを遡ってくるなんて
ことにはならないんでしょうね。この川で生まれた魚でない限り。

ま、そもそも野火止用水は魚が住んでいた川ではなく、武蔵野台地の
水はけの良すぎる土壌に水を供給するために人工的に作られた用水です
から、昔の人が見たらびっくりするかもね。畑に水を引くために作られた
用水に鯉が泳いでいるよって。今ではその役割が終わりを迎えています
から、ただの小さな川に落ちぶれてしまっていたので、街の観光化に
一躍噛んでいると思えばこの鯉の存在も理解できないでもないですね。
そういうところに田舎を思い出すのでした。

はい。今日は曇りときどき雨。(東京地方)


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