しむちゃんのつれづれ日記
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2003年03月08日(土) こんなところにも甘い汁

どんなに経営者がよい人でも客の嗜好に合わない商品を提供する
企業は潰れる。どんな人格者でも打率が2割にも届かない選手は
解雇される。真面目に努力しているラーメン屋でも客の口に合わ
なければ流行らない。

そんなところとは縁のない仕事があるという。例えば知的障害者の
入所施設。地域福祉の名目で施設に50億円の補正予算もついた。
しかし、

「どんなすばらしい施設でも、そこで一生を暮らすとなれば刑務所
のようなものだ。」

職員は献身的に働いているのになぜ批判をされるのかと思いは逆。
福祉の名のもとにおける拷問かもしれない。そこではなかなか本音を
言えない障害者や、家族の弱み(そこに置かなければ家庭では負担)
がなければ入所施設は成り立たない。

そんなところに補正予算がつく。しかもそんな入所施設には官僚の
OBが理事長や理事に天下っている。補助金が障害者の手に届くの
ならばいいのですが(お金ということではなくて厚生ね)、民間より
も取り組みが遅れていると独立法人化検討会で指摘されるなど、お金
の使い方に問題があるようだ。職員の給与は民間の2倍ともいうし。

つまり補助金が障害者でなく職員や施設建設(業者へのばら撒き)の
ために使われているということ。まさしくムダ金の典型。甘い汁を
すすって生きている寄生虫と言ってもいい。

このような存在意義の薄い、自分の生活のことしか考えていない連中
がいまだにはびこっていること自身が問題。こんな天下りシステムを
破壊することも構造改革の一環。

そういう意味では田中康夫が公僕たることを政策目標に掲げて出馬した
当初の意義は大きかったと思う。今もその意志は貫いていると思う。

県知事だろうが市や県の職員だろうが税収から給与が支払われている
ことには変わりない。税収の適正な活用がなされない限り、税という
ものの考え方への不満が止むことはない。

感謝したいと思う行政サービスでなければやる必要もないし人も要ら
ない。使い古しを送りこむシステムはもっと要らない。必要ない人を
雇ってあげるだけ余裕のある財政ではないし、雇っているシステムが
存在する限り、財政の効率化は実現しない。

景気が良くないから税収が落ちたという単純な構図を国債・地方債の
発行で穴埋めするというもっと単純な方法で解決しようとすることに
我々が異議を唱えないのもおかしい。借金をして後世にツケを残す
ことになるんですからね。

誰しも暮らし向きが悪くなることには抵抗するもんです。ですけども、
民間からの徴収(つまり税金)で成り立っている公務員や議員がその
生活を守るために、国や地方の収入がないのに自身の収入は守ると
いう姿勢だけは改めて欲しい。少なくとも自身の収入を確保するために
税収を上げる方法を考えなくてはならない。もしこれを放棄するなら
自身の収入も放棄して欲しい。

サービスの低下をしないで税収を上げる。これを真面目に考えれば国政
と自治体の役割がどうあるべきかということに行き着くと思う。お金の
流れがどう考えてもおかしいと思うでしょう。地方のあるべき姿を思い
描きながら、それを実現するために自身は何をしたらいいのかを考えて
実行できるように働きかけていく。そんな人が多くなればもっといい
地方自治や国政が実現するんでしょうけどね。

己を改する強い心が求められます。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)


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