| 2003年01月30日(木) |
頭は痛いが、読んでいる本はもっと頭が痛い |
頭痛ぇ。 というわけで昼から出社。面談あるし2日も休んでられない。
上司からは精神的なものか、と問われたけど、とんでもない。 というか、会社に行きたくないのは慢性的なものだから今に始まった ことじゃない。逆に会社に行かないと体調が悪くなる。これは決して 会社人間ということじゃなく、規則正しい生活にならないってこと。
でも保菌の疑いのある場合は会社に行くと他の人の迷惑になるから できるだけ直してから行く方がいい。自分のことだけ考えて無理して 行ってもいいことなんかない。
さて今読んでいる本は、すごーく骨のある本で、過去のノーベル 経済学賞を受賞したお歴々の貢献をかいつまんで紹介しているもの。 まだ3分の1ぐらいしか読んでいませんが、読んでいるうちについ つい眠くなってしまいます。あまりに理解できなくて。
それらの述べてあることを理解しようとするならば、彼らの書物を 改めて読みなおさなければならないでしょう。あるいは解説本をね。
計量経済学で名を挙げた人の名前は正直知らなかった。 知っていたのはフリードマンとかサミュエルソンとかケインズとか。 まだまだ修行が足りぬ。知らない人の名前が圧倒的に多いから。
ノーベル賞を取ったからといって正しい理論かどうかは決めれない。 とはいえ、なんらかの理論を確立したか、それまでには考えられなかっ たことを実証してみせたか、あるいはそれまでの理論を覆すようなこと を論じたか。それなりに評価される何かを持っていたから受賞に至った わけなので、そんじょそこらのエコノミストとは格が違うと思う。
ただ経済理論とはその時代を反映していることが多く、例えば今の日本 の現状を背景に論じたものは皆無でしょうから、どれかを実行すれば 解決できるかといえばそうではない。要するに成長基調が前提である あるいは景気の循環(落ちたら必ず上がる)を前提に論じているものが 大半ですから、落ちっぱなしの状況がどういうことで、その原因と解決 方法は何なのかということは、過去の実例を挙げたとしてもどれも当て はまらないことから、過去の理論が適用できないということになります。
そうなると過去の理論で学んだ人の頭の中では理解の出来ないこと、ある いは無理やり過去を持ち出して現在に適用したりなんかして、いかにも 正しいことを言いながらも間違ったことを言っている可能性はあります。 シロウトの我々にはそれが正しいのかどうかなんて知る由も無い。だから 勉強して賢くなる必要があるわけで、しかも勉強の仕方を間違えると、 間違った判断を自分がする可能性もあるわけで、そのあたりはどこを ターゲットに勉強していくかによると思います。
自分の場合はいわゆる教科書理論、つまりインフレ理論の勉強中なので それをすっ飛ばしてデフレ理論を勉強しても恐らく理解不能で消化不良 となる恐れもありますが、出版されているデフレ関連書籍は結構少ない。
デフレを分かりやすく解説してある書物は見かけないことからも分かる ように、デフレ理論というのは確立されていないから、研究者としても 書物にするのをためらっているのかもしれない。あるいは本当に無いの かもしれない。単純にインフレの反対はデフレなんですが、恐らくそれを 実証するだけのデータや数式が揃わない、あるいは何を指標にしたらいい のかが分からないんだと思います。
パラメータとしての物価指数はありますが、何が物価を引き下ろして いるのか、それは理論上どういう要因から来ているのか。もしかすると 理論上の世界ではなくて政治的なところから来ているのかもしれない。 さまざまな要因から推定してある結論を導き出すことになりますが、 恐らくばらつきが多くて線を引けないんでしょうね。分からんけど。
いずれにしても過去の理論を持ち出して現状を語れるならば、とっくに 解決できているはず。解決策があるのに解決できないのは、それを拒否 している勢力があるから。それが何なのかは今の自分には分からない。
少なくとも今言えるのは、借金(国債の発行)をして公共事業に政府が 投資するのは短期的には国益にはならないということ。政治家は長期的な ビジョンで動いているから目先のことにとらわれるのは政治家として失格 なんて言う人もおりますが、そんな先にあなたは政治家をしていて、自分 の発言に責任を取れるかといえば、そんときゃ政治家を引退していてるに 決まっていますから、それこそ無責任な発言。民間にコポレートガバナンス を求める前にご自分のガバナンスを引き締めなさいと言いたい。
景気を浮揚させたいと誰もが思っています。 経済を回すということはお金の回転を良くするということ。そのためには 家計や企業の貯蓄を吐き出させるか、あるいは強制的に資金を注入して いやでもお金を使うようにすることでしょう。家計であれ企業であれ。
あとは具体的な方法と順序ですね。
かつてはインフレの状況でそれを抑制するためにはどうしたらいいのかが 論じられてきましたが、今はデフレを抑制しなければなりません。その デフレ対策は相変わらずケインズ理論の展開に終始する始末。これで失敗 したことも忘れてね。なおも失敗策を主張する人の気が知れない。
というか、投入する額が問題なんだろうけどね。(小さすぎる)
どうやら結論に至りそうにないので一旦中止です。また別の機会で。
はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)
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