しむちゃんのつれづれ日記
文字サイズは「中」が最適なようです。

2002年11月03日(日) 誤った歴史観?

何だ今日は。朝起きたら晴れていたので昨日に続いて布団を干して
サンデープロジェクトを見ようと思って電源入れたら駅伝やってた。

先週金曜日は朝まで生テレビが無かったし、今日はサンデープロジェクト
が無く、マジメでふざけた(笑)番組が見れないのは結構不満かも。

とはいえ今は北朝鮮の拉致問題が大きな社会問題なので、少しばかり
朝鮮人の強制労働について調べてみました。というのも、戦中〜戦後
にかけて日本が行ってきた朝鮮(韓国)人の強制連行の歴史がこの
拉致問題の対案として日本の足を引っ張っているから。

現在在日の朝鮮人(韓国人含む)は65万人と言われています。
戦中は最大200万人とも言われております。ここで日本へ強制的に
連れて来られた人々への補償がどうとかいうことが日本が残した戦争の
しこりとして持ち出されますが、これは正しい歴史観であろうかという
問題提起もされております。

本国から日本へ強制的に労働の提供を強いられてきたというのが専らの
常識になっておりますが、それが在日の方のどれだけの割合なのだろうかと
疑いたくなる記述も見かけます。これが少数だとすれば、強制労働のため
日本へ連れて来られたとする歴史教科書の記述は誤りということです。
誤りという表現が誤りだとすれば、大多数は自発的に日本へ渡ってきた
ということになります。つまり難民です。飢えた国からの脱出です。
日本はその難民を利用した。生きるために渡った日本では他国の人間を
寛容に受け入れる土壌ではなかったため、不幸にも劣悪な環境で利用された。

参考までに、→こんなところや、→こんなところを見てもらえれば。

調査した数字の信憑性もありますが、言葉で語られるよりも説得力がある。
つまり彼らが日本へ渡った動機が強制的であったとは必ずしも言い難い。

確かにお国の事情で強制的に連れてきたことは否めないし、東南アジア
での卑劣な行為はその当時の日本兵が認めてきたことだから政府もその
ことを真摯に受け止めて相当の補償をしなければならないけど、それが
あたかも全ての人に対して行われたという歪んだ歴史観を植え付けるのは
いかがなものかと思う。

戦前の教育を受けた両親なんかは朝鮮半島の人々のことを蔑んでいるのは
間違いない。言葉ひとつを取っても彼らのしゃべる言語に対して差別意識が
あるからね。それからいわゆる「部落」と呼ばれるところには朝鮮人が
住んでいるとして近寄るなと小さい頃に言われた記憶もあります。

自分はそのことに批判的だけど、そのことを親に言うと親は悲しむ。
親が過ごした時代のことは直接は知らないけど、親が過ごした時代のことを
親の言葉から察することは出来る。そこには事実と歪んだ教育による歪んだ
思想とが混じっているとしても、それらは貴重な情報源ではある。朝鮮半島
から来た人々がどのような見方をされてきたかということについてはね。

これまでの言葉の中には差別語が混じっているかもしれませんが、それが
社会的通念に照らして誤りであればご指摘ください。通念が間違いである
場合もありますのでご注意頂きたいんですけど。

歴史の教科書が教えてくれた範囲では朝鮮半島から日本へ文化が入って
きているので、どちらかというと日本の方が文化的に弟分。でも日露戦争の
頃からおかしくなったのでしょうかね。日本は。強い者が正しいという論理。
おかしくなった結果が侵略という道を辿った。おかしいのが当たり前の
時代であったという皮肉。おかしいと言うのが反逆とみなされる時代。

非常識を正当化するつもりはありませんが、ひとつの事実を取ってそれが
全てであるかのような記述は歴史観としては誤りだと思う。それはあくまで
ひとつの事実であって、全体の流れを表しているものではない。

戦中を朝鮮半島で過ごした母親から聞いたところでは、個人レベルでは
現地の人とお互いに仲良く付き合っていたということを聞いている。つまり
あちらの方は反日感情なんて持っていなかったということなのね。軍事的に
侵略をしていなかった地域では。たまたまそうなのかもしれないけど。

いや、今日は何を言いたかったかというと、日朝国交正常化の交渉において
北朝鮮があまりに相手の出方を探りすぎというか、過去の弱みや家族を人質
にしていることをカードにして、自国に有利な方向性を見出そうとする彼ら
のやり方に憤りを感じるというか、いやらしいというか。誰の方を向いて
交渉をやっているのか。そりゃ将軍様の方だろうよ。決して国民じゃない。

北朝鮮には日本と同じ常識が無いので同じ論理で交渉しても成立しない。
でも個人の命を尊ぶことについてはどちらも同じでしょう。だから斎木参事官
の発言に返す言葉が無かった。「人間の命の重さが北朝鮮と日本とでは違う
のか。」5名の帰国延期について「約束」破りだとする日本への非難に対し
日本側は「人命」という言葉を使った。今回の攻防は珍しく五分か。

道徳心とか命の尊さとか、こんな当たり前のことをお互いが持っているのに
どこでどう掛け違いが出たのか。国家体制の影響が大きいとはいえ、向かう
方向は国家安定、国民の幸せのはずなのに、しかも根っこの文化は同じで
あるはずなのに、どうしてこうも考えの違いが出るのか。日本があまりにも
平和過ぎるのか、北朝鮮があまりにも貧し過ぎるのか。その差がこうさせて
いるのだろうか。自分には良く分からん。

日本も北朝鮮も、過去の清算をしなくちゃならない時期に来ているんじゃない
だろうか。お互いの過ちを正視する。そこからスタートするんじゃないかな。
国交正常化って。韓国にも中国にも。そのうち生き証人が死んでしまうから
放置しておけっていう意見もありますけどね。むむ。どうだか。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)


 < 過去  INDEX  未来 >


しむちゃん [HOMEPAGE]

My追加