しむちゃんのつれづれ日記
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2002年09月06日(金) 古い体質は改善しなきゃ

少々時間が過ぎた話ですし、書いていいものかどうか悩みましたが、自分的に
やはり納得できないので書いちゃいます。


スクーリング初日の帰りにばったり会った友人(大学の英語講師)と立ち話
をしている時に言ってたこと(NHKで取材)が気になってはいたんですが、
16日の21時から放映された番組(王家の指輪物語)をたまたま見かけまし
て、もしかしたらこのためだったのか、と思いました。本人に確認していない
ので真相のほどは不確かですが。

彼の専門は北欧。
英語の専門家がなんで北欧かって言うと、それは英語の歴史によります。
その歴史的な関連の中で彼は北欧(特にスウェーデン、アイスランド)に
興味を持ったわけです。最近では映画「指輪物語」の翻訳にも関わった人です。
(ちなみに日本語訳は戸田奈津子さんということになっておりますが、翻訳の
作業は一人でできるものではなく、多くのスタッフが関わっております。)

英語史の詳しいことは忘れてしまいましたので、青森明の星短期大学助教授
である坂本明裕氏の言葉を借りてみますと、

”英語の祖先に当たる言葉は、インド・ヨーロッパ祖語と呼ばれ、この言語を
話していた人々は紀元前約6000年〜4500前後に中央ヨーロッパに居住していた
と思われています。彼らは、幾つかの語族に別れ移動を始めますが、総称して
インド・ヨーロッパ語族と呼びます。その中の一つであるゲルマン民族は、
ヨーロッパ北部に移動し、後にブリテン島に渡ることになります。ブリテン島
に侵入したアングロ・サクソン族の用いていた言葉が英語の起源となります。
「イングランド」という現在の呼び名もこのことに由来しています。

インド・ヨーロッパ語族の存在が知られるようになったのは比較的最近の18世紀
のことです。インド駐留のイギリス人、サー・ウィリアム・ジョーンズは、インド
の古代語であるサンスクリット語がそれまで全く別の言語だと考えられていた
ギリシア語やラテン語と共通の源から発していることを発見しました。さらに、
その後の研究でヨーロッパで用いられているほとんどの言語が、この一つの源
から別れたものだということがわかったのです。この共通の言語がインド・ヨー
ロッパ語と呼ばれている言語です。”

言葉の起源は人類の歴史を紐解くと良く分かるんですが、やはり文化の拡張です。
その勢力の拡張です。たとえばブリテン島においては、イベリア人という先住民族
がおりましたが、紀元前6〜7世紀にケルト人が移住してきたことにより、その
主役がケルト人になってしまいました。ブリテン島の名もその一派であるブリテン
人に由来すると言われています。

日本においても”文化=言葉(方言)”という形になって現れていることを考えて
みると、これは自然な流れかもしれません。日本に関しては農耕文化ですので、
あえて大陸のような狩猟のために住居を移して生活するのとは違いますから、文化
の伝播は狭い地域にとどまります。だいたいの目安は周囲の山のことを考えると
分かりやすい。囲まれている範囲が文化の範囲。従って言葉もその範囲が同じで
あると言えます。移動が山によってさえぎられていたんです。ご自分の方言が
どの範囲で使われているかを考えると良く分かると思います。(もうひとつの
大きな要因は海ですね。関東地方では川もその遮りの一端を担っていますけど。)

日本の場合はどちらかというと島国の性で周囲から影響を受けてきました。
(昔から外圧によって日本は動かされていたんですね。)
イギリスにおいても状況は似たようなもの。違うことといえば、イギリスの言葉は
北アメリカ大陸へ伝播したということ。このことは同じ大陸系でも中国系列と
ヨーロッパ系列の違いでしょうか。より狩猟性の高いヨーロッパ族の方が新天地を
望んだということでしょうか。農耕していたら、しょっちゅう移動するわけには
いきませんからね。必ず帰ってこなければなりません。長い間を住むわけですから、
その中で「ムラ」社会という認識が生まれてきたんでしょう。「個」ではなく。

あ、話はそれてしまいましたね。(笑)
彼はあるところで失態を犯したという責任を感じまして、ご自分なりの責任の取り
方をしました。その失態というのは聞けば聞くほど彼の責任というよりは彼の周囲の
人間に恵まれなかったために彼の立場が悪くなったと思えます。

傍から見ると何で折れるんだという気持ちになるんですが、これは当事者でないと
分からぬこと。彼を責めることはできません。今でも後遺症があるようですが、
われわれは静かに見守るしかありません。干渉したところで彼の立場が良くなる
とは思えませんから。ここでは細かいことは書きません。

こんなところはサラリーマンよりも厳しい世界で生きている人なのかもしれません。
ある意味、狭い世界ですからね。自分みたいなジェネラリストはそんな彼から学ぶ
ところが多いです。人間的な温かさを感じる人です。ってか、言葉では言い表せない
ほど人間的に大きい人です。

そんな人が有名人の取り巻きから批判の対象にされるというのは納得がいきません。
その取り巻き連中というのは主従関係で縛られた、自分では何にもできない連中
(つまり虎の衣を借りた連中)でしょうから、これは以前から自分が批判している
官民の癒着と現象は同じ。なにせあの業界ではひとり勝ちの様相ですからね。
あの人がいなかったらあの業界は成り立たないかも。

ま、これは特定の人を批判するのが趣旨ではありませんからこれで止めときます。
批判の仕方が陰険だということ、あるいは本人ならまだしも、周囲から批判を浴びた
ことに納得がいかないんです。これってイジメじゃん。ふるーい体質引きずってる。

いかんいかん。やめます。

今日は宇多田のことを書こうかと思いましたが、少し落ち着いてからにしましょ。

はい。今日は雨。(東京地方)


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