しむちゃんのつれづれ日記
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2002年06月29日(土) 100年先を見据えた大局的な国家観

こういう理由で自民党内に道路に関する特別委員会が発足。
これは総理直属の道路調査委員会とは独立し、国会議員を委員とする
ものですが、その委員たるや道路族の集合体です。

この人たちは地方の悲願と称して、地方の経済活性化にどうしても
必要なインフラと言って、いかにも地方の要求によって自分は動いて
いるような素振りをしています。

高速道路の無い地域の人たちは高速道路が欲しいと言うでしょう。
橋が無ければ橋が欲しいと言うでしょう。だから作らなきゃ、という
要請に応えたい意気込みも起因していますが、これらの多くの要望と
国家のインフラ構築のベクトルが一致していると言うのです。過去に
築いた高速道路計画の簡単には修正できないとも言っています。

国家100年の大局観と言うならば、なぜ今声を大にして道路建設の
見直しに対して反対を唱えるのだろうか。声を大きくすればするほど、
行動を起こせば起こすほど、滑稽にさえ見えてきます。いかにも道路
関係者との癒着、利権が絡んでいると思わざるを得ません。裏で約束
でもしているんじゃないかと、穿った見方をせざるを得ません。

国会議員は国家を大局観で動かしています。地方の要望は地方の議員
が地方の財源の中でまかなっていくべきこと。それができないから
国の政策や地方交付金に頼ることになります。でもこの地方の要望を
国会議員が主導権を握って進めて行くのは、役割が違うんじゃないか。

日銀がお札を刷れば国家の財源が確保されるとでも思っているのだろ
うか。もしそうだとしたらBSの貸借を全く理解していないという、
無知をさらけ出していることになります。国会議員の政治活動は国家
のあるべき姿を、国民のより良い生活を確保することを目指して日夜
頭を悩ますことにより、それなりの高給や身分を保証されています。
これは民主主義に基づいて選挙で選ばれているからで、選ばれていない
人にはそのような特権はあり得ません。つまり公務に就いていると
いうことです。国会議員も一種の公務員なのです。

民間と非民間という線引きをするならば、国会議員は非民間ということ
になります。つまり国民の税金からを基本的には給料が出ています。
国会議員は、国民の一部の人の要望を受けて動くのが役割ではない。
それはその地方の議員が主体的にやること。国政を預かっている身分
なんですから、その一部の要望が国家的な観点ではどうなのかを
考えていくのがお仕事であって、介入するのは越権行為ではないのか。
つまり立場をわきまえない権力のカサお化けです。そういうことを
いつまでもやっているから、地方が独立できないで中央を見ながらの
政治、つまり中央集権の呪縛から解かれない。

口を出すならカネを出せ。と言われるからカネを出す。カネを出すから
口を出させろと言ったほうが正しいでしょうか。国のフトコロである
財政事情がよろしくないのに口を出すのは、これじゃおかしいですよね。
つまり自分の権力を確保するためには、無いカネも出させるように仕向
けるというつまんない保身から来ていることが多いです。あまりにも。

自分の身を、家財を投げ捨ててでも国家を憂いてみろっちゅーの。
その気概があれば、厳しい時代だからこそ国民はついていきます。
いつまでも右肩上がりの世の中じゃないし少なくとも今はそうじゃない。
過去のいい時代の亡霊が取り付いている国会議員は今求められている人
ではありません。時代が要請するのは変化です。またその変化への対応
です。

方針の変更、オッケーじゃないですか。
100年先のことを責任を持って実行できる人なんていやしない。
そんなつまらない国家観ならば、目先の10年に責任を持ってくれる人に
1票を投じたい。その積み上げが国家を作っていると思う。全ての行動
には責任がついて回ることを忘れないで欲しい。その責任感が国会議員に
なった動機であれば、保身なんていうことは考えないんでしょうけどね。
まぁ、多くが保身に走っている人ばかりだから、責任感だけでは周りを
動かすことが難しい。その象徴が小泉純一郎。動かせないところに非難を
浴びて、今はつらいところです。それだけ永田町が、自民党が硬直している
ということです。経済学でいう「弾力性」が無いということです。

そういう意味では、無所属の石原慎太郎が待望されることは自然の流れ
なのかもしれません。小泉純一郎よりもかき回してくれる期待から。
でも無所属の人間を総理大臣にするなんていう非合理的なことを自民党は
許すはずがありません。国民の首相への要望が石原慎太郎であるならば、
彼を首相にするための土壌作りをしなきゃいけない。ただ望んでいるだけ
では彼は首相にはなれないし、なったとしても機能しない。それが永田町。
ということは自民党を第一党から叩き落すしかないのかな。

我々国民はいい加減なもんで、多くの人が選んだ小泉純一郎に拒否信号を
出しつつあります。選んだ人間と最後まで付き合うという、これっぽっち
の気概も無いんでしょか。どうも様子がおかしいから変えてしまえという
のは、一時的な雰囲気に巻き込まれる性質を持っている国民が多いという
ことなのでしょうか。そうであるならば、国民の信任とはなんぞやと思い
たくなります。コロコロ都合のいい方を見てしまう国民の考えは正しいと
言えるのでしょうか。

という思いがあるもんですから、次期総理待望論なんていうのが出ても、
つまらないことやってるなー、としか思いません。上記の通り、弾力性の
無い永田町に明確な抵抗勢力を浮き彫りにしたことだけでも、政治家と
しては成功なんじゃないのかな。真紀子さんを外務大臣に任命しなければ
ムネオを逮捕に追い込む状況は作れなかったんじゃないのかな。論議を
かもし出すことで道路族を一般の人に知らしめる状況にしたのも小泉さんの
成果じゃないんでしょうか。

政治家は国民の意向を気にします。その判断を恐れます。
だからカネが動きます。我々がしっかりとした態度で彼らに対応すれば、
目の前のアメを舐めるようなことをしなければ、彼らは行き場を失います。
しっかりとした日本を作るためには、政治家だけを批判するんじゃなく、
我々も日頃から気を引き締めている必要があります。永田町を腐らせたのは
一部には彼らを選んだ我々国民にも責任があります。そこを踏まえた上で
小泉純一郎が必要なのかそうでないのかを論じて欲しい。

小泉首相は続けるべきです。強くそう思います。
あはは。マジメに考えてしまった。(笑)

はい。今日は曇りのちときどき雨。(東京地方)


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