不況が更に深まった感が否めない今年の経済でしたが、ウチの会社も 例外でなく真っ只中に突入しております。客先が不況だと当然ながら そこへ装置を納入するメーカーも影響を受けます。
装置メーカーの弱いところは、景気の立ち上がりよりも半年ぐらい後 にならないと立ちあがらないこと。世間の経済の波に取り残された形。 バイオリズムが世間とずれているといったところでしょうか。
さはさりながら何とか今日で仕事納めとなり、荒波の中で生き残った 会社を終えることができました。連休中に出勤する人も今年は少ないん でしょうね。仕事が無いから。
さて今日は日本の株式市場は大納会。午前中の取引で今年の取引を 終えました。昨日に小泉首相の公的資金投入の再投入を含めた弾力的 対応を取ると言った記事が株式市場を賑わわせることになりました。
銀行からするとありがた迷惑な話(詳細省略)なんですが、いざと なったら政府が動くということで金融市場が麻痺するかもしれない リスクを回避するだろうと好感したからです。
そんな中でもS&Pは日立製作所と東芝の長期債券の格付けを下げ ました。それぞれ「A+」→「A」と「BBB+」→「BBB」。 東芝なんかはあと2ノッチ下がれば投資適格ではなくなります。 大企業であっても(人切りだけじゃない本来の)リストラが望まれ ているんだと思います。三洋電機のワークシェアリングはリストラ の代表例でしょう。そこまでやらないと市場が納得しない。厳しい。
一方では3年前に旧山一證券の社員を受け入れて日本のリテールに 乗り出したメリルリンチがとうとうリテールを諦めることになりま した。旧山一の社員、約2000人と33店舗を引き継ぎ、営業を 開始したものの米国流の「資産管理型営業」が浸透しなかったと。 外資系証券ではモルガン・スタンレーもリテールを撤退を表明。 メリルが旧山一から受入れた社員多くは平均30才代の若手・中堅。 今回の業務縮小でまた失業の憂き目を味わうことになりそう。 次はゴールドマンサックスなのか???
いずれにしても収益をもたらすと期待していた日本の個人金融資産 が目減りしたため、預かり資産残高は採算ラインの約半分だという ことです。おいしいところにも厳しい現実が待っていたと言えます。 でも外資は諦めないでしょう。損したところを他の方法で何とかして 巻き返すでしょうから。そのときのターゲットが何になるのかは、 来年にならないと分かりません。もしかすると日本買いかもしれな いし、ハゲタカに変身して証券市場でまた暴れまくるかもしれない し、知才のある連中が新しい金融システムを作り出すかもしれない。
カネで生活を脅かされるのって精神的によろしくないです。 でも経済の根幹を握っている金融機関(投資家含む)は、これから も経済を動かしていくでしょう。それが資本市場ですから。 でも自分はカネこそが人間を肥やすものだと信じてやまない人種を 信用しておりません。カネはあるに越したことの無いもの。それ ぐらいの気持ちで大らかに生きていける社会になって欲しいです。 あ、でも社会主義はイヤよ。(笑)
はい。今日は晴れ。(東京地方)
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