しむちゃんのつれづれ日記
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2001年10月29日(月) ムダなエネルギー

営業職にも関わらず、追っかける案件が無いんだから本来はヒマでも
いいんでしょうが、何かと忙しない日々が続きます。

職場の派遣さんが辞めた後の補充が無いから、代わりに庶務をして
いることもありますが、それは大した問題じゃない。

一番大きいのは業務提携をしている相手先との契約問題。
これを終了させるのに手間取っているのです。それだけならまだしも、
あたかもウチの社内にスパイがいるがごときドラフトが送られてきた。
今朝からウチの上司の機嫌がよろしくなかったのは、そのドラフトが
送られてきたのが原因でした。

午前中は上司とふたりで会議室に缶詰になってそのドラフトの内容を
チェックし、細かく見ていけば見ていくほど上司は熱くなってきて、
しまいには社内のある人を名指しにして非難し始める始末。書かれて
いる内容だけ見ていてもピンときませんが、事情が分かっている人が
見るととても腹立たしいというか、騙されているというか、今までの
実務者間の交渉は何だったんだと思わせるようなドラフト。これが
ウチの会社の経営方針を立てている部門がやることかと、無性に腹が
立ってきまして、それでも上司が熱くなっているときに自分も熱く
なってしまっては元も子もないので、冷静を見繕って上司の気持ちを
なだめることに専念。それから全体の総括をし、部門長である室長に
午後から時間を取ってもらい、室内の方針を決める会議を行いました。

いやぁ〜、ウチの室長は腹がすわっておりますから、決断が早い。
ヨソのいい加減な役員とは違い、責任を取る意思のある人。エライ。

こんな厳しい時代ですから特に保身に走ってしまう多くの役員が
いる中、親分肌の役員が室長で良かったと思います。向いている
ベクトルが合っているのも救いかもしれません。逃げることなんて
誰にでも出来ることですが、その結果何百人という社員が不幸に
なっていく将来が予想されている状況では、そんなこと役員がしては
イケマセン。てめーのクビを差し出す度胸が無いのなら、やめちまえ
って言いたいですね。というか、一切口出しするなって言いたい。

日本の会社はあまりにも投資家の方を向いていなかったのが、ようやく
この数年の間にIRやら投資家説明会とか、外に向いて仕事をし始めて
きたのですが、外に対していい面したり、内部でいい面したりして、
その結果がダメな会社になって社員がつらい目に会うなんてことは、
本末転倒、言語道断。会社は人間の体と同じで健康体が一番。悪い
ウイルスがはびこったら排除しなくてはなりません。その排除機能が
働かなくなると、会社はどんどん悪くなってしまいます。体と一緒。

題名で「ムダなエネルギー」と書きましたが、これがムダかどうかは
わかりませんが、今はその発熱状態かもしれません。38〜9度か?
恐らく40度を越えた時点で瀕死の状態になるでしょう。これだけは
避けたい。でも、解熱剤を飲むよりも、自然体で発汗して悪い虫を
排出していく道を取りたい。自然治癒ができれば会社も健康体。

これからが正念場です。

はい。今日は曇り。(東京地方)


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