| 2001年10月12日(金) |
泳げるようになるために |
友人の掲示板で「ふしうき」と「けのび」の違いは何?っていう質問が あったので遠い記憶を呼び戻しました。曖昧な記憶で答えてしまったので、 実は自信がなかったのです。
自分の頃の小学校の体育では、先生が手本として泳いで見せてくれた ことがなかったので、とにかく言われるがままに泳いでいただけだった ような気がします。
上記の質問に対しては、
【伏し浮き】うつ伏せの状態(つまり下向き)で浮いていること。 手はバンザイ状態。 【蹴伸び】 文字通り、蹴って伸びること。 プール側面を蹴った後、伏し浮きの状態になります。
と書きました。正しい知識をお持ちの方、誤字も含めてご教示下さい。 少なくともイメージとしては間違っていないとは思うんですけどね。
思い起こせば、泳ぎの歴史は溺れの歴史だったような気がします。 母親の体内の中で肺呼吸をする前に羊水の中で溺れておりましたね。 出産後から物心がつくまでの記憶はありませんが、恐らく最初に水中で 泳いだのは、親戚と一緒に行った有明海でした。
そこでの記憶は、親戚のおじさんが自分を泳がせようと、バタついて いる自分を何とか少しでも長く泳がせようとしたのか、彼は立っている 位置を少しずつ移動し、いつまでたってもおじさんの立っている位置 まで辿りつけず、その場で溺れてしまったことです。 行けども行けども距離が縮まらずにね。死ぬかと思いました。
そんなことがあったのが保育園に行っていた時のこと。 でも、小学生の頃は水に対する恐怖心のかけらもなく泳げていたし、 高学年の頃には市の競技会に小学校の代表として出場していたんです から、記憶というのはいい加減なものです。誰に教わったわけで無く。
水に対する恐怖心があったからこそ泳ぎを体得できたのかもしれま せん。なんてったって、泳げなかったら溺れることを小さくして体験 しておりますからね。
はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)
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