今日ようよやく数字ができあがりました。 とても人には見せられるモノではありませんが、下期に甘い期待を 持たせるようなみせかけだけの予算書は作りませんでした。
予算というのはおおざっぱに言うと、 1.受注 2.売上 3.損益 4.貸借対照表 5.固定費(部門費) 6.研究開発費 7.設備投資費
これらを年に2回、2月に当初予算、8月に見直予算と行います。 これらが本決算・中間決算の予想に反映されますから、気は抜けません。 管理マンにとっては大事な年間行事です。腕の見せ所です。 予想と実績の乖離が大きいと、後から責められます。業績予想の数字が 違ってくるわけですから、売上の占める割合の大きい事業部は特に 慎重になります。数字としても保守的なモノを出しがちです。
そりゃあ、先にいいこと言っといて後から悪くなるよりも、先に悪い こと言っといて後から良くなる方が同じ差異でも印象が違います。でも、 現在のような不況の中ではコンテを積んでおけるような数字は出てきま せんから、おのずと見栄っ張りの数字を出さざるをえない。結果は見えて います。ですから、少なくとも我々の部門は正直ベースで見栄を張らず 今後のスタイルを真面目の考えていくという方針を採りました。
こんなこと管理職の仕事でしょうが、自分みたいな平社員が参画できる 今の部門にいれて、ある意味ラッキーかもしれません。実情が良く分かる。 いきなり首切りに遭うような悲運の社員になることだけにはならなさそう。 ま、家族がいるわけではないですから、どんな処遇になっても悲しむ人も 喜ぶ人もいませんから、気は楽です。
はい。今日も一日曇り。(東京地方)
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