取引先である米国の会社で日本対応をなさっていた方が、急遽29日付け をもって退職となりました。聞くところによると、リストラだそうです。
米国の会社は会社の状態が悪くなると、まず最初に手をつけるのが社員だ とは聞いておりましたが、現実問題として身近なところでこのようなことが 起きてしまうと、本当にそうなんだと実感してしまいました。だって、起用 されたのが、つい1ヶ月前のことでしたから。
その人の能力云々は正直言って分かりませんが、急遽採用されたのだか ら、安易な理由で採用されてはいないと思います。特別枠でしょうから。 ようやく仕事も軌道に乗りかけようとしていた時期ですから、本人は相当 ショックかな?などと心配しております。この後どうしていくのかが気がかり です。人のことを心配する前に自分のことを心配しろという声が聞こえてき そうですけどね。でも、そんな声は無視無視。(笑)人情厚いのがわたくしの 取り柄でもありますから。
その日本対応の人は日本人ですから、通信は大半が日本語でOKだった ので、その意味で助かっていたというのが本音ですけど。これからは従来 通り、英語での通信に戻ります。メールのやり取りやTV会議は英語に戻り ます。でも、そんなことはどーでもいいことなんです。
中学生の頃から英語が好きで、将来は外交官になるぞと意気込んでいた 時期がありました。それも高校2年の時に挫折してしまいましたが、現役 で大学受験に失敗した後の予備校時代に、とあることでアメリカ英語に興味 を持つようになりました。それは何かって?そりゃあ、アナタ。講師の先生 です。美人です。
若き美人が英語の講義をしていたんです。わたくし好みの美人が。(笑) 後日、わたくしが通った大学の英語の講師もやっていることが判明。見事、 後輩となったわたくしでした。しばらく懇意にさせてもらっていました。 でもしばらくしてご結婚なさることとなり、わたくしの恋心もあえなく破滅。 いや、あはは。かるーい恋心でしたので何のショックもありませんでした。 むしろ、早く子供の顔が見たいっていうぐらい。なにごともなく。
あー、そういうことではなくて、アメリカ英語に興味を持った話でしたね。 まぁ、そいうこともあり(どういうこっちゃ)、通った大学が交換留学制度 をアメリカの大学と結んでいたせいもあり、すっかりアメリカの方を向いて おりましたね。大学時代。
結局留学は出来ませんでしたが、卒業してからは米国と取引のある会社に 入社したいと思っていたわけでございます。入社以来、米国とは縁のある 職場におりましたから、願いはかなっているわけですが、表面的なあこがれ とは違った、ホンモノの「アメリカ」というものが見えてきて、少々その ような甘い考えは薄らいできましたけどね。無くなったわけではありません。
自分の国のこともロクに知らぬやつが何ぬかしてやがると言われそうです が、外から見た方が却って内情が分かる時もあります。言い訳がましく聞こ えるかもしれませんが、中でズッポリ浸かっている人に比べると見えます よ。冷めた目で。そういう意味で、海外の方から頂く日本に対する思いと いうのには耳を貸すべきですね。時には誤った理解をしている人もいます が、それはそれで結構。いろんな日本があってもいいじゃないですか。 その中でわれわれがしっかり日本人として生きていけばいいのですから。
はい。今日は曇り時々晴れ、ところにより一時雨。(新潟地方)
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