2010年05月11日(火) |
世界の「火薬庫」はいたるところにある |
1、ユーロ防衛90兆円 異例の政策総動員 http://ameblo.jp/syogai1/entry-10531748820.html
2、社説:ユーロ防衛策 通貨安定の道は険しい http://ameblo.jp/syogai1/entry-10531750956.html
3、ドイツ州議会選でメルケル政権大敗 ユーロ防衛にも打撃 http://ameblo.jp/syogai1/entry-10531756967.html
4、ブラウン英首相:労働党党首の辞任表明 首相職放棄の意向 http://ameblo.jp/syogai1/entry-10531763536.html
欧州連合(EU)の情報が世界経済におおきな影響を与える段階になった。 よって、このブログ79で独立した項目で主要な情報を収録することにした。
欧州連合(EU)の緊急財務理事会は10日、財政危機のユーロ導入国に対する最大7500億ユーロ(約90兆円)の大規模融資制度の創設を発表した。欧州中央銀行(ECB)も同日、ユーロ圏の国債購入を決め、欧州発の信用不安封じ込めのため、異例の包括対策に乗り出し、政策総動員の姿勢を示した。
「ユーロを救うため大同団結した」。約11時間に及んだEU緊急財務相理事会を10日未明に終えて、フランスのラガルド財務相は欧州メディアに語った。EUが巨額融資制度を発表し欧州中央銀行も「禁じ手」とされてきた国債購入を決定。市場に驚きが広がり世界連鎖株安にひとまず歯止めがかかった。
中央銀行の貨幣のイロハを知っている人であれば分かることだが、欧州中央銀行の「禁じ手」とされてきた国債購入はインフレを招くことは本原因)になるのである。日本で言えば国債の償還を日本銀行は円を印刷して行うのと同じなのである。欧州の一連の報道で「火薬庫」は世界のいたるところにあるとの印象を受けた。
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