2010年04月08日(木) |
引退まじかの高齢者による「たちあがれ日本」 |
新党:「たちあがれ日本」多難な船出…10日発足 2010年4月8日 毎日新聞 新党:名称は「たちあがれ日本」 平沼氏ら結成 2010年4月7日 毎日 与謝野氏らが旗揚げする新党名「たちあがれ日本」に決定 自民党などから厳しい声も 04/08 FNNニュース
自民党の中川義雄参院議員(72)は7日、党本部で大島理森幹事長に離党届を提出し、与謝野馨元財務相(71)や平沼赳夫元経済産業相(70)らが結成する新党「たちあがれ日本」への参加を表明した。新党は政党要件を満たす国会議員5人を確保し10日に発足する。参院選後も議員を5人以上維持できれば、年間1億円以上、政党交付金が交付されるのだ。
まもなく引退の高齢者による「たちあがれ日本」では、期待する国民はいないのではないか。民主党の渡部恒三元衆院副議長は「1週間前からの自民党の老人家出で、小沢君(幹事長)が辞めなくても、(参院選に)勝てそうな雰囲気になってしまいました」と痛烈に皮肉っている。
与謝野馨元財務相(71)や平沼赳夫元経済産業相(70)の2人は「理念や国家観の違う」という指摘が多くある。主張の異なる与謝野馨元財務相(71)や平沼赳夫元経済産業相(70)の2人でどのような政策を打ち出しすか。中堅・若手議員の新党への同調者が出なかったことはただの騒動でしかないようだ。中堅・若手議員の信頼感を得ることが出来ない2人の』政治家は時間の問題で引退の道が待っているように思う。
――――――――――――――――――――――――――――――――― 新党:「たちあがれ日本」多難な船出…10日発足 2010年4月8日 0時14分 更新:4月8日 0時49分 自民党の中川義雄参院議員(72)は7日、党本部で大島理森幹事長に離党届を提出し、与謝野馨元財務相(71)や平沼赳夫元経済産業相(70)らが結成する新党「たちあがれ日本」への参加を表明した。新党は政党要件を満たす国会議員5人を確保し10日に発足するが、期待した自民党中堅・若手議員に賛同者は広がらず、多難な船出となりそうだ。 3氏以外のメンバーは自民党の園田博之前幹事長代理(68)と参院議員の藤井孝男元運輸相(67)。園田氏はすでに離党届を出し、藤井氏も8日に提出する。代表は平沼氏が務め、与謝野氏が同格のポストに就任する。新党の名前は石原慎太郎東京都知事が「事実上の命名者」(与謝野氏)となった。 与謝野氏らは早くから5人の確保に自信をみせていたが、調整は難航した。背景には、保守再生を前面に出す平沼氏と、リベラル色の強い与謝野氏が合流することへの違和感がある。平沼氏から入党を要請されていた鴻池祥肇元官房副長官(69)が参加を断ったのもこのためだ。無所属の「平沼グループ」の小泉龍司衆院議員(57)と城内実衆院議員(44)も結党に加わらなかった。新党のメンバーが結果的にベテラン議員に偏り、中堅・若手議員が様子見を決め込んだことも、与謝野氏らには誤算だった。 中川氏は98年参院選で北海道選挙区から初当選し2期目。昨年死去した中川昭一元財務相の叔父にあたり、平沼氏と近い。改選を迎える今夏参院選では高齢を理由に自民党の公認を得られず、引退とみられていた。新党では比例代表で立候補する見通し。 新党は中川氏の参加で何とか政党の体裁を整えたが、10月に政党交付金を受け取るには参院選での議席獲得が絶対条件になる。新党関係者は「できれば参院選に左右されないメンバーでスタートしたかった」と漏らす。 与謝野氏は7日、主宰する自民党の勉強会「正しいことを考え実行する会」で「自民党を分裂させるためにやったわけではない。若い世代が党の中で活躍し、国会で厳しく政府・与党を追及してほしい」とあいさつしたが、中堅・若手議員から新党への同調者が出なかったことへの寂しさも漂わせた。 一方、東京都内で7日開かれた自民党の全国幹事長・政調会長会議では、与謝野氏への批判が相次いだ。長崎県連は「小選挙区で落選して自民党の比例代表枠で当選した人が離党して目立ち、残った人がみじめにみえるのは許せない」と指弾した。【中田卓二、大場伸也】 【関連記事】 • 新党:議員5人確保にめど 参院の中川義雄氏が自民離党届 • 新党:名称は「たちあがれ日本」 平沼氏ら結成 • 自民党:鴻池元副長官、新党に参加せず • 与謝野元財務相:平沼元経産相らと10日に新党旗揚げへ • 舛添前厚労相:与謝野元財務相らと連携否定 新党参加せず • ――――――――――――――――――――――――――― 新党:名称は「たちあがれ日本」 平沼氏ら結成 2010年4月7日 毎日 自民党に離党届を提出した与謝野馨元財務相や無所属の平沼赳夫元経済産業相らが10日に結成する新党の党名は「たちあがれ日本」となることが7日、決まった。与謝野氏らは5日から党名や基本政策の協議を進めてきた。新党関係者は「党名はほぼ合意ができた」と語った。 新党には与謝野、平沼両氏のほか、自民党の園田博之前幹事長代理、藤井孝男元運輸相が参加する。メンバーは政党要件を満たす国会議員5人の確保を急いでいるが、平沼氏は7日午前、自民党の中川義雄参院議員について「私の動きに賛同してくれている」と記者団に述べ、参加に前向きなことを認めた。 一方、自民党の鴻池祥肇元官房副長官(参院)は同日、記者団に「理念や国家観の違う方とはご一緒できない」と述べ、参加しない考えを表明した。鴻池氏は平沼氏に同調する方向だったが、主張の異なる与謝野氏が合流したため、参加を見送った。【中田卓二、大場伸也】 【関連記事】 <昭和毎日>改進党結成 52年2月 <関連記事>自民党:鴻池元副長官、新党に参加せず <関連記事>与謝野元財務相:平沼元経産相らと10日に新党旗揚げへ <関連記事>舛添前厚労相:与謝野元財務相らと連携否定 新党参加せず <関連記事>与謝野・平沼新党:「消費税上げ」で一致 <昭和毎日>日本民主党結成 54年11月 毎日新聞 2010年4月7日 12時49分(最終更新 4月7日 13時12分 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 与謝野氏らが旗揚げする新党名「たちあがれ日本」に決定 自民党などから厳しい声も 04/08 FNNニュース 与謝野 馨元財務相、平沼赳夫元経産相らが10日に旗揚げする新党の党名は「たちあがれ日本(にっぽん)」に決まった。石原東京都知事が名づけ親というこの党名をめぐっては、早速、永田町や街角でさまざまな声が聞かれた。 平沼・与謝野新党、注目の党名が「たちあがれ日本」に決まった。 与謝野氏は「『捨て石になる』というつもりで頑張る」と話した。 園田博之元官房副長官は「(党名の)やっぱり、スローガンは『日本が危ない』だからね。それに対して、いろんな意味で、立ち上がらないと大変だよということを伝えたいんですけどね」と述べた。 名づけ親は、旗揚げを支援してきた石原都知事。 「たちあがれ日本」という党名について、渋谷の若者からは「えー! あ、あれだ、あれだ。ベテランの...。えー、なんかダサい」、「やっぱり、古い人たちが考える名前って感じ」、「立ち上がれるのかな、みたいな。足が弱いんじゃないの、みたいな」、「微妙...、微妙だよね」、「ストレートすぎる。もうちょっと、ひねってほしい」といった声が聞かれ、ピンときていない様子だった。 一方、新橋のサラリーマンたちは「えっ? もしかして新しい政党名? えー、これ!?」、「夢がありそうな感じがする」、「おじいさんばかりで大丈夫なのかなと思いますけど」、「いいんじゃないですか。全然、最近立ち上がっていないから、日本はね」と話した。 参院選での比例票狙いもあるのか、ひらがなを使ったわかりやすい党名を模索。 「たちあがれ日本」のほかに、「すすめ日本」、「まもれ日本」などが候補に挙がっていたという。 「ひらがな」政党の先輩、みんなの党の渡辺喜美代表は「立ち枯れ日本? (たちあがれ日本です)あ、たちあがれ? 失礼しました。立ち上がるためには、もうちょっと若々しいパワーがあった方がいいのかという感じがいたします」と話した。 自民党内からも、厳しい意見が相次いだ。 自民党の山本一太参院議員は「たちあがれ日本、なんか、どこかの歌のセリフみたいな感じですね。ついていく人は、いないと思います」と話した。 自民党の小泉 進次郎衆院議員は「(党名を)略したときに、何て言うんですかね?」と話した。 自民党の谷川秀善参院幹事長は「いい名前やけど、立ち上がるのに大変やったね。立ち上がって、すぐ壊れんようにしてもらいたいですな」と話した。 一方、与党・社民党の福島瑞穂党首は「自民党の票が民主党にいかないように、自民党をミニ分裂させただけじゃないか」と話した。 国民新党の亀井静香代表は「おれはあまり関心ない。新党をつくられる方は、どんどんおつくりになればいいことだし」と話した。 民主党の平田健二参院国対委員長は「古すぎる。立ち上がれるかどうか心配だね」と話した。 こうした中、自民党の中川義雄参院議員が、離党届を提出した。 ようやく7日、「たちあがれ日本」の5人目の結党メンバーが名乗りを上げた。 中川義雄参院議員は「平沼先生とわたしの間っていうのは、(故)中川一郎以来の間ですから。今後とも一緒にやっていきたいということが、唯一の理由であります」と話した。 すでに参加を表明している藤井孝男元運輸相は、8日に離党届を提出する予定。 これで、政党要件を満たす5人目の国会議員を確保。 参院選後も議員を5人以上維持できれば、年間1億円以上、政党交付金が交付されるとみられる。 10日に旗揚げする「たちあがれ日本」。 参院選へ向け、目指すは「打倒・民主党」だが、民主党の渡部恒三元衆院副議長は「1週間前からの自民党の老人家出で、小沢君(幹事長)が辞めなくても、(参院選に)勝てそうな雰囲気になってしまいました」と痛烈に皮肉った。
こうした中、参院選の日程にも、さまざまな動きがあるとみられる。 普天間や公務員改革など重要問題が山積する中、6日、与党内で会期延長論が浮上した。 延長せずに国会が閉会した場合、参院選は7月11日に投開票となっている。 2日から8日間の延長の場合は7月18日。 9日から15日間の延長の場合は、25日に投開票日がずれ込む。 7月18日は3連休の中日にあたり、25日は例年、梅雨明けもしていて夏休みにも入っているため、投票率が下がる可能性がある。 7日になって、鳩山首相や与党幹部は会期延長を否定しているが、選挙と重要法案の成立、両方に目を配りながら判断することになるもよう。 (04/08 00:03)
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