『日々の映像』

2010年01月28日(木) 外需、景気下支え 「二番底」回避の見方 



外需、景気下支え 「二番底」回避の見方 12月の貿易統計
                   2010年1月27日  日経

 主に国内情勢を踏まえると二番底が必至のようにも感じられる。
(1/22)百貨店売上高、24年ぶりに7兆円割れ 09年、6兆5842億円
(1/20)1月の月例経済報告、基調判断6カ月連続で据え置き
(1/20)09年の首都圏マンション発売戸数、16.8%減 17年ぶり4万戸割れ
(1/14)09年の企業物価指数、5.3%低下 過去最大の下げ幅
(1/13)09年の工作機械受注額、68%減 78年以来の低水準

 しかし、以下の情報の通り二番底を避けられるのでないかとの見方が出ている。
パナソニック、家電の海外生産拡大 液晶TV・マレーシアで倍増
http://ameblo.jp/syogai1/entry-10432444770.html
電機各社、記憶装置を増産 パソコン需要、新興国で急増
http://ameblo.jp/syogai1/entry-10439663070.html
スズキインド子会社、純利益3倍で最高益 10〜12月期
http://ameblo.jp/syogai1/entry-10442332998.html
中国事業が稼ぎ頭に 日産・コマツ、10年3月期営業益の4〜5割
http://ameblo.jp/syogai1/entry-10442335143.html

2009年12月の貿易統計速報では、輸出額が1年3カ月ぶりに前年同月比で増加に転じ、外需が国内景気を下支えする姿が鮮明になってきたのだ。中国を含むアジア向けの輸出増は今後も続きそうで、国内景気の「二番底」懸念は和らぎつつあるようだ。

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外需、景気下支え 「二番底」回避の見方 12月の貿易統計
                   2010年1月27日  日経
 財務省が27日発表した2009年12月の貿易統計速報では、輸出額が1年3カ月ぶりに前年同月比で増加に転じ、外需が国内景気を下支えする姿が鮮明になった。中国を含むアジア向けの輸出増は今後も続きそうで、国内景気の「二番底」懸念は和らぎつつある。
 輸出額の回復をけん引しているのは中国。中国向けは08年12月に比べ約43%伸び、リーマン・ショック前の07年12月の9割強の水準まで持ち直してきた。自動車の輸出額が過去最高を記録し、非鉄金属やプラスチックといった素材分野も伸びている。
 日本の輸出増は国内の生産拡大を支え、鉱工業生産指数が9カ月連続で上昇している。公共投資などの政策効果が薄れ、今年前半の成長率が鈍化する恐れはあるが、再びマイナス成長に転落するのは避けられるとの見方が強い。 (21:08)








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石田ふたみ