『日々の映像』

2009年12月17日(木) 高卒で就職できる人55%



1、高卒就職内定率55% 文科省調査、下落幅は過去最大
                     2009年12月16日 日経
2、高校7割で「就職断念」 教職員組合調査、内定率6割切る
                       2009年12月16日  日経
3、参考
大学3年生、焦る就活 会社説明会、長蛇の列(11/20)
大学生の内定率、「氷河期」並みの62.5% 10月時点(11/19

文部科学省は15日、来春卒業予定の高校生の就職内定率が10月末時点で55.2%と前年同期より11.6ポイント下回ったと発表した。厚生労働省による9月末の調査と同じく、下落幅は過去最大となったとのこと。

希望する約18万7千人。内定者は約10万3千人で、残る約8万4千人に就職先がない状態である。 やむを得ず職業訓練校などに進むケースが目立つとのことであるが、潜在的な失業者であることは変わりない。

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高卒就職内定率55% 文科省調査、下落幅は過去最大
                     2009年12月16日 日経
 文部科学省は15日、来春卒業予定の高校生の就職内定率が10月末時点で55.2%と前年同期より11.6ポイント下回ったと発表した。厚生労働省による9月末の調査と同じく、下落幅は過去最大となった。
 調査対象は国公私立高校の卒業予定者約107万4千人のうち就職を希望する約18万7千人。内定者は約10万3千人で、残る約8万4千人に内定が出ていなかった。
 内定率は男子が59.4%で前年同期より12.4ポイント低下、女子は49.6%で10.7ポイント下がった。 (01:17)
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高校7割で「就職断念」 教職員組合調査、内定率6割切る
                       2009年12月16日  日経
 日本高等学校教職員組合などが調査した全国の高校の7割以上で、求人の少なさなどから来年3月卒業予定の生徒が就職を断念していることが8日、分かった。同組合が調べた10月時点の就職内定率も59.6%と前年同期比15ポイント減り、1993年の調査開始以来最大の下げ幅。同組合は「新たな就職氷河期だ」と危機感を募らせている。
 同組合と全国私立学校教職員組合連合が28都道府県の403校を対象に10月末時点の就職実績を調査した。来年3月の卒業予定者は計6万5482人で、うち就職希望者は2万1532人だった。
 進路変更に関する質問で回答があった296校のうち、就職から進学に変えた生徒がいたのは73.9%に当たる219校で計843人。同組合の佐古田博副委員長は「求人がなく、やむを得ず職業訓練校などに進むケースが目立つ」と話す。(00:37)

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石田ふたみ