『日々の映像』

2009年10月23日(金) 07年度の社会保障給付、91兆円 高齢化で2.6%増、過去最高に



 民主党が努力しているが、日本の行政はどこか可笑しいのである。
社会保障給付が91兆円になったことなどのデーターをなぜ行政のトップが国民に説明しないのか。行政は国民に対して「お前たちに説明しても分からないだろう」という姿勢が見え隠れする印象を持つのは私だけだろうか。

 高齢化社会になって、益々貧困層が激増することは必至である。
36、日本の貧困率、06年は15.7% 97年以降で最悪、OECDで4番目
http://ameblo.jp/syogai1/entry-10371296316.html

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07年度の社会保障給付、91兆円 高齢化で2.6%増、過去最高に
 国立社会保障・人口問題研究所は22日、医療や介護、年金などにかかった社会保障給付費の総額が2007年度に91兆4305億円と過去最高になったと発表した。高齢化が主な原因で前年度比の伸び率も2.6%と高水準。民主党は子ども手当の創設や高齢者の医療費負担の軽減など手厚い社会保障政策を打ち出しており、給付費がさらに膨らむのが確実な情勢だ。

 社会保障給付費は年金や医療、介護、福祉などのために税金や保険料から支払った費用の総額で、病院での窓口負担や介護施設の利用料などの利用者負担は含まない。同研究所は「07年度は給付費に大きな影響を与える制度改正がなく、少子高齢化で膨らんだ面が大きい」と説明している。

 07年度の給付費が国民所得(374兆円)に占める割合も24.4%と前年度から0.54ポイント上昇し、過去最高となった。一方で、国民所得の伸び率は0.3%にとどまった。所得の伸びが低迷する中で、給付費が着実に膨らむ構図が鮮明になった。高齢者関係の給付費は63兆5654億円と全体の69.5%を占めた。(22日 21:03)



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石田ふたみ