『日々の映像』

2009年10月16日(金) 日本の財政



1、概算要求最大、90兆円超 公約実現へ膨張
                      2009年10月15日 日経
2、首相、赤字国債の増発容認も
                    2009年10月15日  日経

来年度の税収は45兆円を切ることが確実であるので、当初予算段階で約50%が赤字国債に発行なる気配である。一口に言えば、日本の財政は借金地獄なのである。財政の大幅カット又は増税しないと追って国家財政は破綻する。この動向を注視しなければならない。この国家財政に関連するニュースを以下に収録してある。このテーマに関心のある方はお開きください。


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1、概算要求最大、90兆円超 公約実現へ膨張
                      2009年10月15日 日経
 2010年度予算の概算要求で、国の財政規模を示す一般会計の歳出総額が90兆円を超え、過去最大の規模に膨らむ見通しになった。民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた目玉政策を実行するためだ。政府が9月に閣議決定した10年度予算編成方針では、各閣僚が09年度当初予算の規模を下回る減額要求を提出するよう求められていた。税収が落ち込んでいるにもかかわらず、歳出拡大の圧力が強まっており、財源の手当てに不安が残りそうだ。
 財務省は15日に概算要求を締め切る。藤井裕久財務相は公約の実現に必要な分を除き、09年度当初予算の歳出総額(88兆5480億円)を下回る予算を要求してほしいと訴えてきた。 (07:00)
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2、首相、赤字国債の増発容認も
                    2009年10月15日  日経
 鳩山由紀夫首相は14日、2010年度予算について「赤字国債は本来なら発行すべきではないが、やむを得ないことも出てくるかどうか、税収の落ち込み具合を勘案しながら考える必要がある」と述べた。歳入不足を補うための赤字国債の増発もやむを得ないとの認識を示した発言だ。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 首相は「いろんな経済や雇用の問題があるので、必要な予算もある。今まで考えていなかった部分も出てくる可能性もある」と指摘した。「税収の落ち込みは前政権から引き継いでいる部分でもあるので(国債増発は)やむを得ないことになる可能性はないとはいえない」とも語った。
 平野博文官房長官も同日の記者会見で「景気や雇用の問題などが出てきた時に、財源がないからできないということでは政府の役割を担えない。いろんな判断が出てくるだろう」との認識を示した。(00:29)



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石田ふたみ