報 道 1、外国人、日本株買い鮮明 09年度、買い越し2兆円超 2009年8月15日 日経
今でも記憶が鮮明である。日々の映像を書き始めた1997年年初の日経平均株価は20000円台であった。1月の上旬から20000円を割った18000円になった。 その後の株価の経緯を省略するが、この12年で日本の大企業の財務体質は、桁外れに良くなっている。今回の米国発金融危機の影響も軽微で終わっている。 これらの背景から株価上昇の機運が高まってきたといえる。
報道ンお通り外国人投資家が日本株に対する買い姿勢を強めている。4月からの買越額は2兆円を超え、前年同期を26%上回った。世界的に景気が底入れすれば外需依存度が高い日本企業の収益回復に弾みがつくとの期待から、自動車や電機など主力株への買いが増えている。外国人が日経平均株価の上昇をけん引する構図が鮮明になってきた。株価が上昇すれば、大衆の「景気」「気」が変化するのではないか。
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外国人投資家が日本株に対する買い姿勢を強めている。4月からの買越額は2兆円を超え、前年同期を26%上回った。世界的に景気が底入れすれば外需依存度が高い日本企業の収益回復に弾みがつくとの期待から、自動車や電機など主力株への買いが増えている。個人や年金などの売りを一手に引き受け、外国人が日経平均株価の上昇をけん引する構図が鮮明になってきた。 13日は日経平均が反発し、1万0500円台を回復した。目立ったのがトヨタ自動車やホンダなど主力の輸出関連株の上昇。日本企業は4〜6月期に市場の想定を上回る大幅なコスト削減を達成した。売上高が伸びれば損益が大幅に改善する余地があり、「世界景気の回復で日本企業の業績が改善し、株価も上昇する」(ゴールドマン・サックス証券のキャシー・松井チーフ日本株ストラテジスト)との見方が広がっている。(08:02)
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