『日々の映像』

2009年08月14日(金) 人口自然減、最大に 「働き手」最少

 報 道

1、人口自然減、最大に 「働き手」最少 3月末、総計は微増
                      2009年8月11日 日経
2、人口、地方の減少止まらず 三大都市圏に50.37%分布
                     2009年8月12日  日経

 人口減が社会のさまざまの分野に影を落とすことになる。
総務省が11日に発表した住民基本台帳に基づく3月末時点の人口調査によると、人口の「自然減」は4万5914人で、減少幅が過去最大を記録した。主な働き手である生産年齢人口は過去最低を更新した。身近な業界としては建築業界に一番大きな影響が出ることになる。

08年の死亡数は113万4402人
08年度出生数は108万8488人
 自然減    4万5914人・・・海外からの転入を含まない自然減

この死亡者が高齢者情報に書いたがまもなく1年140万人台になるのである。
国民全体が人口減を本格的に意識するのは死亡者が140万人台になり、人口が
30〜40万人減になるときだろう。

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1、人口自然減、最大に 「働き手」最少 3月末、総計は微増
                      2009年8月11日 日経
 総務省が11日に発表した住民基本台帳に基づく3月末時点の人口調査によると、2008年度の出生数から死亡数を差し引いた人口の「自然減」は4万5914人で、減少幅が過去最大を記録した。企業の海外からの撤退などを受け帰国する人など転入者が多かったため、日本の総人口は2年連続で増えた。主な働き手である生産年齢人口は過去最低を更新した。
 日本の総人口(外国人含まず)は、昨年比0.01%(1万5人)増の1億2707万6183人だった。転入数が転出数を超える人口の「社会増」は5万5919人となり、人口増につながった。総務省は「世界的な不況で日本企業の海外からの撤退や縮小で、外国からの帰国者が多かったため」と分析している。
 08年度の出生数は108万8488人で3年ぶりに減少に転じた。一方、死亡数は過去最多の113万4402人に上った。その結果、自然減は07年度の2万9119人から大幅に増えた。(11日 22:12)

2、人口、地方の減少止まらず 三大都市圏に50.37%分布
                     2009年8月12日  日経
 総務省が11日公表した住民基本台帳に基づく人口調査(2009年3月末時点)は、地方の人口減少に歯止めがかからない現状を示した。東京、関西、名古屋の三大都市圏の人口は6401万2618人と前年同期に比べて0.35%増加。全人口に占める割合も0.17ポイント上昇し、50.37%に達した。「地方」で暮らす日本人は半数に満たない計算で、人口分布の偏りが顕著となっている。
 人口が増えたのは東京や神奈川、愛知、大阪など三大都市圏を中心とする10都府県で、前年度の調査(08年3月末時点)より2県減った。人口増加率が最も高かったのは東京の0.69%。東京は進学や就職、転勤などに伴う転入が引き続き活発で、転入者数から転出者数を差し引いた「社会増」は全国最多の7万7810人。2位の神奈川(3万4327人)の2倍以上に上った。

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石田ふたみ