2009年08月03日(月) |
08年度国民年金納付率、最低の62.1% |
2008年1月10日に「国民年金約40%が納めていない」と題して記述した。報道の通り「国民年金納付率、最低の62.1%」というと残る37.9%のみ納付していないように見えるか実際はそうではない。内容は1日に書いた失業率と同じくありのままの数字は伏せられているのである。
国民年金納付対象者数の内訳(平成19年3月末)は次の通りだ。 http://ameblo.jp/syogai1/entry-10292325593.html 対象者 2123万人 免除者 320万人 猶予者 208万人 528万人 未納者 340万人 868万人 納付者 1255万人 1255÷2123=59.1% 社会保障者審議会年金部会資料 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/09/dl/s0905-2g.pdf#search ='国民年金納付対象者数・・社会保障者審議会年金部会資料から
上記の通り免除者・猶予者の合計528万人が納付率に反映していないのである。 国民年金を納められませんと意思表示して、免除又は猶予者が528万人のいるという事実は重大なのである。この人達が高年齢になったときは総て生活保護を受けなければ生きてゆけないのである。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 08年度国民年金納付率、最低の62.1% 社保庁発表 2009年8月1日 日経 社会保険庁は31日午前の国民年金特別対策本部会議で、2008年度の国民年金保険料の納付率が前年度に比べて1.8ポイント減の62.1%と過去最低を更新したと発表した。職員の増員や民間業者への業務委託の拡大などにより徴収体制を強化。09年度の納付率を66.1%以上に引き上げる方針を決めた。納付率の低下は3年連続。(14:19)
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