2009年06月24日(水) |
どこで買える?太陽光発電 家電量販店も販売 |
報 道 どこで買える?太陽光発電 家電量販店も販売 補助金など普及後押し 6月21日7時56分配信 産経新聞
太陽光発電システムの購入の場が広がりつつある。大手家電量販店が相次ぎ取扱店舗を増やしているのである。この動きを箇条書きでメモ。 1、ヨドバシカメラは先月30日に東京・秋葉原の旗艦店で家庭用システムの販売を始めた 2、ヤマダ電機は現在約100店で販売しているが、来年3月末までに取扱店舗を400店に拡大する。 3、太陽光発電システム大手の京セラは今秋、イオンのショッピングセンターにテナント出店する。イオン傘下の「ジャスコ」などに販売や施工を請け負うコーナーも設け、今後3年間で1万戸への販売を見込んでいる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー どこで買える?太陽光発電 家電量販店も販売 補助金など普及後押し 6月21日7時56分配信 産経新聞
太陽光発電システムの購入の場が広がりつつある。大手家電量販店が相次ぎ取扱店舗を増やしているほか、イオンも京セラと提携し、太陽光発電システムの販売を拡大する。補助金などの普及促進策が相次ぎ導入されており、販売拡大を見込んでいる。太陽光発電システムはこれまでメーカー系列の訪問販売が中心で、「どこで購入すればいいのか分からない」との声も出ていたが、より身近な存在になりそうだ。
ヨドバシカメラは先月30日に東京・秋葉原の旗艦店で家庭用システムの販売を始めた。家電フロアの中心に、実際の太陽光パネルを展示した専用コーナーを設け、専門の担当員も配置した。成約はまだ数件だが、「1日に10件あまりの見積もり請求があるなど、消費者の関心は高い」(マルチメディアakiba店・野口大希氏)という。
6月20日からは東京・吉祥寺でも販売を始めたが、さらに都内では月内にも2店舗増やす。地方にも取扱店舗を広げ、来年夏をめどに販売から施工までの一貫態勢を整える。
ヤマダ電機は現在約100店で販売しているが、来年3月末までに取扱店舗を400店に拡大する。「政府助成などで需要が高まっている」(ヤマダ電機)ことを背景に、今でも週に100台程度売れているというが、平成22年3月期には太陽光発電システムの売り上げを100億円規模としたい考えだ。首都圏を中心に10店舗で販売しているビックカメラは今後、一戸建ての多い地域に販売店舗を拡大する。
一方、太陽光発電システム大手の京セラは今秋、埼玉県越谷市、東京都日の出町にあるイオンのショッピングセンターにテナント出店する。イオン傘下の「ジャスコ」などに販売や施工を請け負うコーナーも設け、今後3年間で1万戸への販売を見込んでいる。
政府は平成32年時点で、温室効果ガスを7年比15%削減する中期目標を掲げた。実現のため、太陽光発電システムも現在の約20倍に拡大する計画。
現在、一般的な家庭向け太陽光発電システム(約3キロワット)に約20万円の補助金を出しているほか、独自の助成制度を設けている自治体も少なくない。こうした制度を利用すれば、約200万円程度の購入・設置費用は150万円前後に下がる。さらに消費者に近い流通大手が普及の牽引(けんいん)役となりそうだ。
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