『日々の映像』

2009年06月14日(日) <カルシウム>女性の99%超が不足


報道と資料
1、<カルシウム>女性の99%超が不足 やせ傾向、朝食抜く人ほど
                2009年6月12日10時45分配信 毎日新聞
2、 カルシウム
           http://www.hosp.go.jp/~wsaitama/bone/bone2.htm
3、表、カルシウムを多く含むおもな食品
         http://www.pharma802.com/~kk-navi/newcompo/calcium.htm
4、 やっぱり「ちょい太」、やせ形より7年長生き…厚労省調査 –
                  2009年6月10日 読売新聞

 報道1の通り女性の99%超がカルシウム不足であるという。やせ傾向、朝食抜く人ほど不足らしい。骨の健康に不可欠なカルシウムについて、「必要摂取量を満たしている女性は1%に満たない」ことが、ダノン健康・栄養普及協会(東京都目黒区)の調査で分かったという。
このテーマについては、マイミクでroba@コネクター さん他造詣の深い人がいるのでアドバイスを頂くことにしたい。

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1、<カルシウム>女性の99%超が不足 やせ傾向、朝食抜く人ほど
2009年6月12日10時45分配信 毎日新聞
 骨の健康に不可欠なカルシウムについて、必要摂取量を満たしている女性は1%に満たないことが、ダノン健康・栄養普及協会(東京都目黒区)の調査で分かった。カルシウムは、過不足の結果がすぐに表れないことから「沈黙のミネラル」と呼ばれ、摂取量不足が問題になっている。

 調査は今年3月、20〜50歳代の女性を対象にインターネットで実施し、722人が回答した。カルシウムを「適度にとっている」「とりすぎ」と感じている人は計36・5%いたが、実際の食生活から摂取状況を推定するチェック表を使って自己診断してもらったところ、「足りている」は0・8%で、「少し足りない」を含めても5%未満だった。

 女性のカルシウム摂取量(18歳以上で1日600〜700ミリグラム)について77・1%が「分からない」と答え、正解率は8・7%だった。

 ライフスタイルとの関連を分析したところ、やせ傾向の人に不足が目立ち、朝食を抜いたり夕食を外食で済ませることが多い人ほど不足していた。

 調査に協力した上西一弘・女子栄養大教授(栄養生理学)は「女性のカルシウム不足は、閉経後の骨粗しょう症のリスクを高める。若い時から骨密度を測るなど気をつける必要がある」と話している。【元村有希子】
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2、 カルシウム
http://www.hosp.go.jp/~wsaitama/bone/bone2.htm
カルシウムは便や尿として少しずつ排泄されているため、食事で補っていなければなりません。

 厚生労働省は日本人のカルシウムの必要量を1日700mg(*)と定めています。これはあくまでも最低限であって、骨粗鬆症を予防しようとするなら1日800mgは必要です。(欧米では1200mg以上の摂取が推奨されています。)

 日本人が実際に摂取しているカルシウムの量は2000年の調査でも1日550mg程にとどまっていて、すべての世代で厚生労働省の定める最低限の必要量700mgすら満たしていません。
 カルシウムは日本人に不足している最も重要な栄養素なのです。
以下省略
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4、表、カルシウムを多く含むおもな食品
http://www.pharma802.com/~kk-navi/newcompo/calcium.htm

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3、やっぱり「ちょい太」、やせ形より7年長生き…厚労省調査
6月10日14時32分配信 読売新聞

40歳時点の体格によってその後の余命に大きな差があり、太り気味の人が最も長命であることが、厚生労働省の研究班(研究代表者=辻一郎東北大教授)の大規模調査で分かった。

 最も短命なのはやせた人で、太り気味の人より6〜7歳早く死ぬという、衝撃的な結果になった。「メタボ」対策が世の中を席巻する中、行きすぎたダイエットにも警鐘を鳴らすものといえそうだ。

 研究では、宮城県内の40歳以上の住民約5万人を対象に12年間、健康状態などを調査した。過去の体格も調べ、体の太さの指標となるBMI(ボディー・マス・インデックス)ごとに40歳時点の平均余命を分析した結果、普通体重(BMIが18・5以上25未満)が男性39・94年、女性47・97年なのに対し、太り気味(同25以上30未満)は男性が41・64年、女性が48・05年と長命だった。しかし、さらに太って「肥満」(同30以上)に分類された人は男性が39・41年、女性が46・02年だった。

 一方、やせた人(同18・5未満)は男性34・54年、女性41・79年にとどまった。病気でやせている例などを統計から排除しても傾向は変わらなかった。やせた人に喫煙者が多いほか、やせていると感染症にかかりやすいという説もあり、様々な原因が考えられるという。

 体格と寿命の因果関係は、はっきり分かっていない。このため、太り気味の人が長命という今回の結果について、研究を担当した東北大の栗山進一准教授は「無理に太れば寿命が延びるというものではない」とくぎを刺す。

 同じ研究で、医療費の負担は太っているほど重くなることも分かった。肥満の人が40歳以降にかかる医療費の総額は男性が平均1521万円、女性が同1860万円。どちらもやせた人の1・3倍かかっていたという。太っていると、生活習慣病などで治療が長期にわたる例が多く、高額な医療費がかかる脳卒中などを発症する頻度も高い可能性があるという。
最終更新

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石田ふたみ