『日々の映像』

2009年06月10日(水) トヨタ:プリウス、フル生産体制

報道

トヨタ:プリウス、フル生産 残業も復活 愛知・堤工場
                         2009年6月8日 毎日
 
 トヨタ:プリウスがフル生産体制となる。日本経済の底打ちの決め手になる情報でないかと思う。5月18日発売の新型プリウスはすでに14万台を超える受注を獲得するなど、エコカー市場をけん引している。生産はフル稼働で月間5万台となっており、30000台が輸出、20000台が国内向けであると言う。よって、日本のユーザーは「フル生産でも需要に追いつかず、納車は5カ月待ち」の状態だ。実に明るいニュースである。

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トヨタ:プリウス、フル生産 残業も復活 愛知・堤工場
                    毎日新聞 2009年6月8日 
 トヨタ自動車は8日、堤工場(愛知県豊田市)でハイブリッド車(HV)新型「プリウス」の生産工程を報道陣に初公開した。ガソリン1リットルで38キロ走行が可能な世界最高水準の燃費や、最廉価版205万円という割安感が人気を呼び、5月18日発売の新型プリウスはすでに14万台を超える受注(今月5日)を獲得するなど、エコカー市場をけん引。生産拠点の堤工場とトヨタ車体富士松工場(同県刈谷市)は、フル稼働で月間5万台の新型プリウスを生産している。
 中型セダン「カムリ」などを生産する堤工場では、世界的な自動車不況の影響で今年1〜3月は減産を実施していた。しかし、4月以降は新型プリウスの生産ラインを従来の1ラインから2ラインに拡大し、残業も復活。2ラインで1日に新型プリウスを計1500台前後組み立てている。
 トヨタ車体富士松工場と合わせた月間生産約5万台のうち約3万台は海外向け、約2万台が国内向け。フル生産でも需要に追いつかず、納車は5カ月待ちの状態だ。
 工場内に防音壁で囲った特別なブースを設け、シートを倒す際の小さな異音も点検するなど、静粛さが売り物のHVならではの品質へのこだわりがある。このため、「現段階では、2工場合わせて月5万台のペースを維持していくのが基本」(藤岡高広・堤工場長)としており、今後は一段の増産態勢をどう整えるかが課題になりそうだ。【大久保渉】

(最終更新 6月8日 20時34分)

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石田ふたみ