2008年12月12日(金) |
米国でなのが起こっているか |
資料 米国株、大幅反落 ダウ196ドル安、失業保険申請件数の急増嫌気 2008年12月12日 日経
2008年10月3日から書き始め、10月30日からブログamebloに掲載している「米国発金融危機関連情報」の記述は今日で84回目となった。金融危機は米国の出来事として、関心が薄い人も多い。米国で起こっていることは日本でも必ず起こることであり、押し寄せてくる大津波を明確に意識すべきではないかと思う。
2008年12月10日に米国の失業者が1930万人になったことを書いた。12月12日の日経記事〈エンピツに引用〉に目が釘づけになった。 「週間の新規失業保険申請件数が前週比5万8000件増の57万3000件と急増し、市場予想を大きく上回った。労働市場の一段の悪化が警戒され、金融株を中心に売りが膨らんだ」 これは
先週の失業保険申請件数 51万5000件 今週の失業保険申請件数 57万3000件 ・前週比5万8000件増
を意味している。日経の報道が誤りでなければ、2週間で108万8000人の失業者が出ているという異常事態なのである。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 米国株、大幅反落 ダウ196ドル安、失業保険申請件数の急増嫌気 2008年12月12日 日経 【NQNニューヨーク=荒木朋】11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に反落。前日比196ドル33セント安の8565ドル9セント(速報値)で終えた。週間の新規失業保険申請件数が前週比5万8000件増の57万3000件と急増し、市場予想を大きく上回った。労働市場の一段の悪化が警戒され、金融株を中心に売りが膨らんだ。自動車救済を巡る不透明感からゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーターが軟調だったことも株価指数を押し下げた。業種別S&P500種株価指数(全10業種)では「金融」が8%安と大きく下げたほか、最近買われていた「素材」などが売りに押された。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は前日比57.60ポイント安の1507.88(同)で終えた。
|