2008年11月30日(日) |
米国発 金融危機の影響 |
金融危機について関心の薄い人が多い。特に若者は遠くの出来事として「関係ないや」と思っている人がいる。実際はこの金融危機の影響を国民全員が受けるといっても過言でない。特に、これから職を探そうとしている人たちは、100%金融危機の影響を受けると言っても過言ではない。来春の大卒の内定取り消し330人に見られるように、この大不況にどう対処するかという守りの姿勢の企業が大半のように思う。このような時に新たに職を見つけることは難しい。
昨日に続いてブログの記述を引用するが、日本の社会全体が自動車産業の縮小で大きな影響が出る概要を以下の記事で確認することをお薦めしたい。大きな影響は前記の就職だけでなく勤労者の収入が減少する方向に動くのである。
トヨタ北米崩落の深刻 日本経済を襲う悪夢のシナリオ 週刊ダイヤモンド http://diamond.jp/series/dw_special/10040/
――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 日・米 新車販売台数30%以上の激減 http://ameblo.jp/syougai3/から
報道 1、2008年10月の米国新車販売台数は83万台、前年同月比34.6% 日経 2、11月の国内新車販売、3割減 08年は34年ぶり低水準に 日経 3、日産、北米自動車ショーの出展見送り 三菱・スズキも 日経 4、トヨタ北米崩落の深刻 日本経済を襲う悪夢のシナリオ 週刊ダイヤモンド
10月の全米自動車販売台数は、資料1通り837677台で前年比32%という落ち込みである。米国メーカーでは、GM社が16万7060台で、前年同月比47.3%減、Ford Motor社は12万8561台で同31.9%減、Chrysler社は9万4530台で同37.4%減という激減である。日本勢の落ち込みはやや少ないが、以下の通りトヨタ25.9%、ホンダ28.0%、日産35.4%の落ち込みとなっている。この落ち込みは想像以上の衝撃を各メーカー、デーラーに与えている。
国内の新車販売が急減している。11月の販売台数(軽自動車を除く)は27日現在で約15万9000台にとどまり、昨年の同時点に比べて33%減少している。2008年通年では325万台前後と34年ぶりの低水準に落ち込む見通しだ。これらのデータが今後の日本の社会に大きな影響を与えることは必至である。
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