『日々の映像』

2008年01月25日(金)  暫定税率「消費抑制に必要」…福田首相

 政治家の言葉尻を取り上げるのは気が進まないが、庶民の目から見るとピントが可笑しいので取り上げたい。福田康夫首相は「暫定税率廃止は国際的な理解を得がたい」と言っているが、アメリカのガソリン価額は60円前後(詳しくご存知の方書き込みして下さい)世界一高い1リッター50円を超えるガソリン税を下げるとどこの国がクレームを付けるというのだ。

「『税率維持は温暖化対応の観点からも必要だ』と述べた。地球温暖化につながるガソリンの消費を抑制するためにも税率維持が必要との考えを示したものだ。」消費を抑制するために高いガソリンにしておく必要があると言っている。
われわれ庶民は必要最低限のガソリンしか使っていない。暫定税率25円がなくなると消費が増えると困るから税率維持が必要と言っている。
どこかピントが狂っていると言いたい。

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暫定税率「消費抑制に必要」…福田首相
毎日新聞 2008年1月21日
 福田康夫首相は21日、衆院本会議の代表質問で、揮発油税などの暫定税率存廃問題に関し、「欧州の主要国がガソリンの税金を引き上げる中で、暫定税率廃止は国際的な理解を得がたい。税率維持は温暖化対応の観点からも必要だ」と述べた。地球温暖化につながるガソリンの消費を抑制するためにも税率維持が必要との考えを示したものだ。民主党の古川元久氏の質問に答えた。
 民主党の鳩山由紀夫氏は、与党が新テロ対策特別措置法を衆院の3分の2以上の多数で再可決したことに触れ「再議決を行うのではなく、衆院を解散し、総選挙を行って再度民意を問うべきだ」と衆院解散を迫った。
 首相は「(解散の)時期については、国民生活に悪い影響を与えることのないよう留意する必要がある」と指摘。「今は解散をうんぬんするよりも、一つ一つの政策について各党と議論し、国民のために最善の結論を得るよう努力していくことが肝要だ」と述べ、早期の衆院解散に否定的な考えを改めて示した。
 また、首相は年金制度改革など社会保障全般を議論するため自らが主導して今月発足させる「社会保障国民会議」への参加を野党各党に呼びかけた。年金記録漏れ問題への対応については「予定通り順次実施する」と繰り返すにとどめた。


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石田ふたみ