2007年12月22日(土) |
極貧困層(相対的貧困率)について |
12月18日に書いた「単純労働者の受け入れ」の書き込みで、極貧困層(相対的貧困率)の第1位がアメリカで17%、第2位が日本で15%と書いた。このことについて、経済協力開発機構(OECD)のデーターを引用して置きたい。何度も日々の映像で繰り返しているが、政府は都合の悪いデーターは発表しないので、通常の報道のみでは社会の実態が分からないのである。
相対的貧困率の比較 貧困率の定義は「所得の分布における中央値の50%に満たない人々の割合」である。先進国のデーターは次の通りである。 米国 17.1 日本 15.3 イタリア 12.9 英国 11.4 カナダ 10.3 ドイツ 8.9 フランス 7.0 スエーデン 5.3 http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/4654.html
確かに日本は米国に次いで貧困層が多くなっていることは、預金なしの家庭が23%を超えている事実、 http://www.enpitu.ne.jp/usr2/bin/day?id=22831&pg=20071208 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=657262617&owner_id=3230765
消費者金融を利用している人数が1400万人 http://www.enpitu.ne.jp/usr2/bin/day?id=22831&pg=20071206
もいることで納得できる。
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