『日々の映像』

2007年09月04日(火) 中越沖義援金1次配分額決定

中越沖義援金1次配分額決定

義援金は8月末現在で約44億4600万円集まった。この44億円の内サウジアラビア、被災地・被災者に2億3700万円寄付している。
http://www.enpitu.ne.jp/usr2/bin/day?id=22831&pg=20070810
特筆すべきことは、日本政府の被災者に対する義援金(お見舞金)は、私の知る範囲ではないのである。ここに大きな疑問を持つべきではないか。被災者は毎日国税である消費税を払っている。少なくとも1年間の消費税相当分程度の見舞金があってしかるべきだ。

義援金約30億円の配分基準を定めた。その内容をメモ
死者の遺族に20万円。
重傷者に10万円。
住宅被害は全壊150万円
大規模半壊75万円
半壊37万5000円

死者の遺族に20万円とは、なんとも悲しい義援金の配分額である。


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中越沖義援金1次配分額決定

 県は4日、中越沖地震で寄せられた義援金の第一次配分額を決めた。中越地震に比べて義援金総額が少ないため、全壊、大規模半壊世帯への配分単価を抑え、一部損壊世帯へは配分しない。一方で中越地震との2重被災世帯や半壊世帯に手厚くしたのが特徴。市町村を通じて9月中に対象世帯への口座振り込みを始める。

 義援金は8月末現在で約44億4600万円。中越地震の同時期比の約2割にとどまる。地元首長や学識者らでつくる配分委員会(会長・伊藤忠雄新潟大災害復興科学センター長)が4日、そのうち約30億円の配分基準を定めた。

 人的被害は中越地震と同じく、死者の遺族に20万円、重傷者に10万円。住宅被害は全壊150万円(中越地震は200万円)、大規模半壊75万円(同100万円)、半壊37万5000円(同25万円)。中越地震で5万円だった一部損壊をゼロとし、代わりに半壊に上積みした。

 さらに中越地震でも持ち家が半壊以上の被害を受けた世帯(推計百数十戸)には、配分単価の2分の1を加算する。

 伊藤会長は「中越と同基準では足りなくなる懸念があり、被害が大きい世帯に回させてもらった。これを一助に生活再建が進むよう祈っている」と述べた。

 残りの義援金は年内に基準を決める。




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石田ふたみ