『日々の映像』

2007年05月13日(日) 記憶力

 多忙で2日間日記の記述がお休みとなった。今朝高齢者福祉情報を開くとンチャさんの「記憶力」に関する書き込みがあった。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=18337136&comm_id=698599
この指摘は以前にも記述をいただいている。大切なことであるのでここに引用したい。内容が分かっていることと実行していることは全く異なるのである。以下の記述を読むと覚える能力の訓練のために何かをしなければならないと思う。現在の私は、生涯青春の会の活動で、毎月出会う20人以上の名前を覚えるに苦労する「記憶力」しかないのである。
「『記憶力』には、覚える能力と思い出す能力の2種類があります。それぞれの能力は年齢に関係なく、使えば使うほど発達し、逆に使わないでいると衰えていくものです。

 私たちは話をするだけでも、日本語の単語やそのイメージ、文法、話題の材料などを瞬時に思い出しているものです。ですから、相手の話を聞いてあげるだけで、相手の記憶力を鍛錬してあげていることにもなるのです。
 普通の人は、話し相手がいないとその思い出す作業が極端に少なくなってしまいます。ですから、独り暮らししている人は、意識的に日記などの文章を書くなり、歌を覚えて歌ったりするなどの知的作業をする必要があります。そうでないと思い出す能力が急速に弱くなってしまいます。

 ところで、思い出す能力「想起力」は、話をするだけでもかなり使用するので、普通の生活をしている限りあまり衰えないのですが、覚える能力はそうではありません。
 私たちは、「変化の少ない」生活では覚える能力をそれほど必要としないのです。そのため特別に何かを学習しない普通の生活を長い間続けていると、「覚える能力」がどんどん衰えてしまいます。高齢になると、昔のことは思い出せるのに、今やっていることを覚えることが出来ないのはそのためなのです。

 覚える作業を最も必要とするものの一つが、語学を勉強することです。単語や熟語、文法を覚えるだけでも、大変な労力を必要とします。それが記憶力の鍛錬にとても良いのです。

 草光澄子さんは、今でも毎日英語を学び続けておられるとのことです。
 毎日頭脳を語学学習で鍛錬し、肉体を、ペダルこぎ20分間、スクワットは50回の2セット、などで鍛錬し続けているわけですから、草光澄子さんが健康で長生きされているのも、当然といえば当然なのかも知れません。」

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石田ふたみ