『日々の映像』

2007年02月02日(金) 「高卒」と偽り就職 勤続10年で大卒職員免職−兵庫県尼崎市

 大卒でありながら高卒と偽って、就職し免職となるテーマをここで取り上げるのは2回目である。18歳から22歳までの期間の質問を何もしないで採用して10年も経って方、高卒と偽ってとして免職にする・・採用者側の責任がゼロなのか・・マスコミもこの点を追求しないのも可笑しい。

 兵庫県尼崎市水道局は31日、4年制大学を卒業したにもかかわらず、最終学歴を「高卒」と偽って採用試験に合格し、10年近く勤務していたとして、同局管路補修課の男性職員(37)を同日付で諭旨免職とした。諭旨免職とは退職金が一切でないのである。高校卒業から採用までの期間が四年以上で、その間の職歴などが証明できない職員約200人についても、同様の学歴詐称がないか、調査する方針であるという。

 神戸市教委の女性職員(48)が、短大を卒業しているにもかかわらず、最終学歴を高校卒と偽り、受験資格のない同市の採用試験を受験、14年前に採用されていたことが26日、分かった。市は同日付でこの職員を諭旨免職処分にしたという。

 14年間働かせて突然解雇する・・神戸市教育委員会の責任はゼロなのか。採用面接時に学歴詐称の場合は解雇になることを告げてあったのか。採用時に告げられてウソをいう人は少ないと思う。この行政側の行動の中に「人減らし」をしたいという裏があるように思えてならない。日本は人権感覚の貧弱な国といわざるを得ない。皆さんどう思いますか。

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000062766.shtml
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000077922.shtml


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石田ふたみ