2006年12月30日(土) |
フセイン元大統領の絞首刑が執行される |
12月27日「果てしない殺し合い」と題してフセイン元大統領(69)死刑執行が近いこと書いた。「人道に対する罪」で死刑が確定していた同国元大統領サダム・フセイン(69)に対し、絞首刑による死刑が30日午前6時(日本時間同日正午)ごろ執行されたという。約30年にわたりイラクを強権支配した独裁者が、「罪人」として刑死したことは中東全体にさまざまな影響を与えると思う。
ブッシュ米大統領は「フセイン元大統領の死刑執行はイラクの民主化にとって重要な一里塚だ」とする声明を発表したが世界の世論はどれだけの賛意を示すのだろう。イスラム教シーア派主導の現政権とイスラムスンニ派過激派との事実上の「内戦」になって、テロにむしろ拍車がかかってくると思う。この死刑を後ろで支えたブッシュ大統領は、フセイン元大統領に劣らない強権政治といえると思う。ブッシュ大統領は生涯イスラムの復習の危険にさらされると思う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061230-00000002-yom-int http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061230-00000036-mai-int http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061227-00000004-san-int
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