2006年12月23日(土) |
人口減少社会の凄まじさ |
国立社会保障・人口問題研究所は20日、05〜55年までの将来推計人口を公表した。05年に1億2777万人だった日本の総人口は、55年には4000万人近く減少し6993万人となるとしている。主な内容を箇条書きにしてみよう。
1、15〜64歳の労働力人口は半減する一方、 2、昨,年2割に達した65歳以上人口の割合は4割を占めるようになり、2.5人に1人が65歳以上という超高齢社会に突入する。
3、中位推計では50年後の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子ども数に相当)を1.26と推計し、前回02年の1.39から大幅に下方修正した。 3、生涯結婚しない女性の割合(生涯未婚率)を、前回の16.8%から23.5%に見直した。 ・・・・という概要である。 少し補足しよう。 上記にデータで最も深刻なのは、生涯結婚しない女性が23.5%もいることであろう。反面ある調査によると、女性の95%がプロポーズされることを期待している。男女共に「コミュニケーション能力」を身につける努力をするべきでないかと思う。
SilverTreehさんの書き込みを人口減少社会がいかに凄まじいかの一端を知る上でここに引用します。
私は現在46歳です。 1年後…64歳。 18歳年下の方の年齢は…28歳。 私の年齢を1サンプルとして考えていただいたとして 私がまさに高齢者の仲間入りをさせていただくその時に、同世代もしくはそれ以上の年代の方の認知症に患わされる確率が現時点での200%以上。 幸いにして次世代の28歳の方達は第二次ベビーブームにより平成15年度の人口推計によると、5歳階級別では私達の世代ときせずして約786万人と同人口数。 しかしその18歳年下の世代の人口数は約4分の3≒75%の約580万人。 単純な予測計算ですが 18年後の46歳の方々は現在の約2倍の認知症に患わされている方々のお世話をしていただく事になります。 =46歳お一人当たりのお世話をしていただく率は現在の2倍 36年後の46歳の方々は現在の約4倍の認知症に患わされている方々のお世話を 一人当たり1.3倍の力でしていただく事になります。 =46歳お一人当たりのお世話をしていただく率は現在の5.2倍
この推論をふまえて、現在有効と考えられている処方をよく検討し真剣に認知症をとらまえていかなければ、私達の孫の世代は介護負担で潰れてしまうのではないでしょうか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061220-00000086-mai-pol
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061220-00000092-jij-pol
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