| 2006年10月09日(月) |
厚生労働省(労働局)新たに「カラ雇用」など裏金70億円 |
今日はある仲間のグループ7人で埼玉までとある施設の見学に行ってきた。出発は8:00で家に帰って来たのは8:30分であった。何の目的で施設の見学に行ってきたかは後日の記述としたい。
ここのところ連日のように不快な記述をしているが、社会の出来事の一部であるので仕方がない。今日は更に不快な記述をすることになる。厚生労働省の労働局をめぐる不正経理問題で、新たに17の労働局で「カラ雇用」や「カラ出張」などの手口で裏金作りが行われていたことが会計検査院の調べで分かったという。「飲食や私的に流用された裏金の総額は約3億円に上るとみられ、昨年の調査と合わせて計23局で4億円近くが確認されたことになる。このほか、法令に照らして不適正な会計処理は全47局で確認され、総額は過去6年で計70億円を超える」(10月7日・産経から)という。
労働局の不正はかなり悪質である。カラ出張は耳なれた言葉であるが、「カラ雇用」は余り耳にしていなかった。人を雇っていないのに雇ったことにして裏金作りをして公金をごまかす・・・これが中国であったら銃殺ものでないか。更に悪質なのは架空伝票を使って業者側に公費をプールするなどした会計処理は、47のすべての労働局で行われていたのだ。
この事件の顛末はどうなるのだろう。一方で数百万人は消費者金融からお金を借りなければならない状態に追い込まれているのに、一方では公金をごまかして飲食又は悪質な私的流用の公務員がいるのだ。このような事件に対して怒る国民が少ないから、事件が続くという認識を持つべきだ。
http://www.sankei.co.jp/news/061007/sha009.htm
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