『日々の映像』

2006年09月25日(月) わき見運転園児次々となぎ倒す

信じられないような事故が起こった。子どもたちが笑顔で散歩するほほえましい光景が、一瞬のうちに地獄絵図に変わったのだ。25日午前9時55分ごろ、埼玉県川口市戸塚東の市道で、白のワゴン車が近くの「川口小鳩(こばと)保育園」の園児の列に突っ込むという事故が発生した。武南署と川口市消防本部によると、4歳と3歳の女児2人が死亡し、ほかの園児2人が重体、11人が重軽傷を負い、女性保育士(23)もけがをしているという。

 運転していたのは、同県栗橋町南栗橋3、運送業手伝い井沢英行容疑者(37)で、同署は業務上過失傷害の現行犯で逮捕した。車は、園児らの後ろから来て、子どもの列の中央あたりに突っ込んだというからどうにもならない。バーン」という音とともに、小さな子供たちの体が次々となぎ倒されていったのだ。「現場には園児の泣き叫ぶ声が響き、はね飛ばされて道路に横たわる子どもたちを前に、近所の人は立ちすくんだ」(毎日から)路地は瞬間で阿鼻叫喚絵図となったのだ。井沢容疑者は「わき見運転していた」と供述している。報道によれば住宅街の幅6メートルの片側1車線の直線道路なのである。どこを見て運転しているのだろう。まさに走る凶器である。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060925-00000040-mai-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060925-00000104-yom-soci



 < 過去  INDEX  未来 >


石田ふたみ