『日々の映像』

2006年06月13日(火) 少子化対策の鍵は夫の育児参加?

 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が人口問題に関する予測を出す。しかし、1回も当たったことがない。ここは多分高級官僚の天下り先なのだろう。発表する統計資料がともかく古い。国立社会保障・人口問題研究所が2006年6月9日発表した全国家庭動向調査は「2003年7月、全国の約1万4000世帯を対象に実施し、夫のいる妻約7800人が回答した」というものだ。今は2006年年6月である。3年前の調査を今発表する神経が分からない。国立社会保障・人口問題研究所のスタッフには時間の概念がないのだろうか。

 調査は1993年から5年ごとに実施、今回は2003年、全国の既婚女性を対象に行い、有効回答7771人分を分析したものであるという。これによると1歳未満の子供がいて、夫がまったく育児を手伝わない家庭は9%。育児の「8割以上」は妻が行う家庭は82・4%に上ったという。同研究所の言いたいことは「夫が育児をする家庭の妻ほど、子供をもっと欲しいと考えている」というのだ。そして、「夫の育児参加が少子化対策の鍵の一つであることを裏付けた」(時事通信から)としている。果たしてそうか。



 < 過去  INDEX  未来 >


石田ふたみ