『日々の映像』

2006年03月28日(火) 65歳まで雇用延長 「安定法」来月施行

 労働力人口の減少し企業の65歳までの雇用は順調に推移するようだ。企業に義務付ける「改正高年齢者雇用安定法」が4月1日に施行される。多くの企業では退職・再雇用による対応を整えており、意欲と能力のある高齢者の雇用を65歳まで確保して、“生涯現役社会”実現への第一歩が踏み出されるようだ。

 改正高年齢者雇用安定法では男性の老齢厚生年金(定額部分)の支給開始年齢が段階的に65歳まで引き上げられることを受け、企業に雇用延長を次の通り義務付けるものだ。
1、18年度には62歳まで
2、19年度には63歳まで
3、22年度には64歳まで
4、25年度には65歳まで義務付ける

 雇用延長は(1)定年の廃止(2)定年延長(3)退職・再雇用のいずれかとなる。厚生労働省が、従業員300人以上の企業12020社の取り組み状況を調査したところ、すでに対応済みを含め93.6%の企業は退職・再雇用の対応と答えた。定年廃止は0.5%、定年引き上げは5.9%だったという。よってサラリーマン94%の人は満60歳で退職することになる。いい得ることは満60歳で第2のコースを歩む人、一番無難な退職・再雇用の道を選択する人と別れていく。しかし、退職・再雇用の道も簡単ではない「対象者の約6割が再雇用を希望したが、うち1割がはじかれた」(東正元・トヨタ労組委員長)との事例もあるのだ。

 私は63歳で退職して今は66歳になるが、この60歳からの人生の選択が実に重要に思える。
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癒しの森960                               2006年3月28日

           「手」を動かすことは癒しに通じる
 
 1998年12月31日「手の不思議」と題して、日々の映像を900枚書いての感想を記述した。その中の一部を引用したい。「手を動かすとは、肉体の一部を使うことである。どうもわれわれの脳は、身体の一部を使わないと記憶を預かる脳が作動しないようである。・・・情報・知識に触れても、手を動かす(書く)か、口を動かす(話す)行動がないとほとんど脳の記憶に残らない。『手は第2の頭脳である』という言葉があるが、西洋では『手は脳から飛び出した頭脳である』と表現する。手を使うことがいかに重要であるかを示唆している」(2003年11月18日の癒しの森にも引用)と書いて主に手の動きと脳の働きに視点を置いていた。

 ミクシイで登録いただいた春香さんの3月22日の日記を読んでハッとした。
「土いじりからふっと思ったのは、陶芸!そういえば陶芸もやってみたいと思っていたのをすっかり忘れていました。手で何かを作ることで落ち着くことができ、”無”になれるような気がします。もっと『手』を使いたい。直感もおもむくままに」とあった。

 この文は手を使うことは癒しにつながるとの視点なのだ。私が作るうどん(ヨーグルト菌で多少発酵させる)に人気があり時折15人分のうどんを作る。多少器具も使うが最後は手で捏ねて出来具合を確認する。意識することなく作って来たが、自分の手を使ってうどんを作る・・・これは私の癒しになっているのだと思った。


 


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石田ふたみ