『日々の映像』

2005年09月03日(土) 米大統領支持率、就任以来最低40%

 ブッシュ米政権はベトナム戦争以上の泥沼にはまっていると思う。米軍イラク攻撃・駐留が最終的のアメリカ社会にどれだけに負担になるか見当が付かない。米シンクタンク「政策調査研究所」などは、イスラム武装勢力との衝突が続くイラクでの軍事作戦に費やす米政府の月単位の経費が、「米軍の長期駐留で泥沼化したベトナム戦争時の平均支出を上回るとの報告書をまとめた。31日に公表する。2003年3月の開戦以来、イラクでの月間平均支出は52億ドル(約5800億円)で、ベトナム戦争の51億ドルを超える」という。1年7兆円あまりの負担に何年耐えることが出来るのか。
  
 金銭的な負担に加えて、人的被害も止むことなく続いている。イラクでの米兵戦死者1900人に迫り、更に増加が避けられないのだ。このような背景から大統領の支持率は就任以来最低の水準に落ち込んでいる。「米ギャラップ社が8月26日発表した世論調査によると、大統領の支持率は40%で2001年の就任以来最低。不支持率も最高の56%を記録した」という。
  
 ブッシュ米大統領は30日、サンディエゴの海軍航空隊基地で演説し、国民に対し、イラクで米軍兵士の死者が増加していることで動揺せず、自らのイラク政策を支持するよう求めている。しかし、次のような演説(論理)でいつまでも支持が集まるとは思えない。「われわれの敵は米国への信頼と米国の決意を試すために戦闘を仕掛けている。当時のように、彼らは自由な人々を脅かし、われわれの意志を砕こうとしている。われわれは今、9・11前の孤立と後退の思考に逆戻りするか、あるいは敵と戦って中東全域の同盟国を支援するかという選択に直面している」(8月31日ロイター伝から)
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癒しの森755                               2005年9月3日 

         会報8号(12月号)の骨子をまとめる

 8月31日に会報7号(11月号)の骨子をまとめたことを書いた。8月で11月号は早いようであるが、テーマを決めテーマに順ずるエッセイを拾い出すのはそれなりの時間がかかる。会報を必ず発行するプレッシャーがあるので、早めに会報の骨子をまとめて癒しの森で公開する方針とした。この方針に基づいて会報8号(12月号)に取り組み、テーマを「物事の認識」と定めてこれに該当するエッセイを次の通り拾い出した。

1. 心の健康           (1997年1月3日の日々の映像から)
2. 心と体の不思議な関係  (2000年5月19日の日々の映像から)
3. ストレス            (2002年8月30日の日々の映像から)
4. 中島みゆきさんの「地上の星」 (2003年1月21日の日々の映像から)
5. 死を考えておくことは自由を考えることである
                  (2003年12月14日の癒しの森から)
6. 手の不思議          (2004年1月7日の日々の映像から)
7. 記憶力            (2004年1月8日の癒しの森から)
8. あなたの脳はよみがえる    (2004年9月19日の癒しの森から)
9. あなたの寿命はもっと延びる  (2004年9月20日の癒しの森から)
10. 脳の開発・活性化 (老化防止) (2004年12月31日の癒しの森から)
     










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石田ふたみ