2005年08月19日(金) |
郵政の変:堀江氏、無所属で広島6区から出馬 |
自民党はあの人この人と著名人擁立が突出している。これを可能にしているのは小選挙区比例代表制という選挙制度なのだ。自民党は各比例ブロックの名簿1位を「女性枠」とする方針を示している。比例で名簿1位と言うことは、立候補を受諾した時点で衆院議員になることが確定するのだ。であれば自民の方針に従って、反対勢力の選挙区に入っていくのは当然な成り行きと言わねばならない。 今回の選挙ほど話題に尽きない選挙は過去になかっただろう。選挙結果によっては、実力者が政界から姿を消してしまう気配があるのだ。マンネリズムに飽きた選挙民にとっては、いかにも刺激的な選挙区もある。その代表がライブドアの堀江貴文社長が立候補することになった広島6区だろう。堀江貴文社長は自民党本部で記者会見し「国民新党の亀井静香・元建設相が出馬する衆院広島6区に、無所属で出馬する」ことを正式に表明した。 堀江氏は「郵政民営化に賛成だが、初めての立候補であり、ぜひ無所属で志を試してみたい」(19日・産経から)と述べている。自民党は同選挙区に公認候補を擁立せず実質的に支援する。この動きを受けて経つ国民新党の亀井氏は、テレビ番組に出演し、堀江氏について「相手の迷惑を考えず、金の力で何でもやってもうけるという方が、政治に出て何をやるのか」と批判している。亀井氏にとっては青天の霹靂ではないだろうか。「選挙区からノーといわれてバッジをつけるつもりはない」と述べていることは、敗れることもありうることを示唆している。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森739 2005年8月19日
すべて英語!中田ボルトン入団会見
サッカーの中田英寿のことを癒しの森で記述するのは初めてである。英国のボルトンに移籍した入団会見が報道されていた。中田英寿(28)が本拠地リーボックスタジアムで入団会見に臨んだ。「本人の希望もあり、質問は英語のみに限定。通訳を介さずに英語で新天地での意気込みを語った」(スポニチから)という。イタリア語を流ちょうに話すことで知られる中田だが、英語も地元記者を驚かせる力量だったという。
地元記者は「英語がうまいので驚いた。静かで抑えめだが、とてもプロフェッショナルだった」と印象を語っている。出席した日本メディアからの質問も英語に限られ、記者会見では日本人同士が英語でやりとりしていたのだ。中田英寿という青年のレベルの高さを感じたのは次の質問の応答であった。「今後も日本語は使わないのか」との質問に「自分たちがどこにいるかを考えなければいけない」と応じ、将来も英語だけを通す意向を示しているのだ。ボルトンは16の国と地域の選手が在籍する多国籍軍団なのだ。中田は世界市民といってよいだろう。16ヵ国の選手とのコミュニケーションの壁はすでにないのだ。
・生活の 総てを英語と 決めていく 世界市民の コミュニケーション
|