『日々の映像』

2005年08月12日(金) <教職員調査>指導力不足は566人

 02年1月の地方教育行政法が改正されて、指導力不足の問題教員を分限処分(免職、降任、休職)が出来るようになった。04年度中に「指導力不足」とされた公立学校の教員は、「全国の58教育委員会で計566人(前年度比85人増)に上り、00年度に認定が始まってから最多を更新したことが文部科学省の調べで分かった」という。「問題教員」が依然多いことが浮き彫りになっている。

 多少のショックを受けるのは指導力不足と判定された先生の年齢である。年代別では、40代が50%、50代が34 %と大半を占めているのだ。指導力不足の先生が過去15年・25年と教鞭を取って来たことは生徒にとっては実に不幸なことであったと思う。この視点に立つと02年の地方教育行政法の改正は遅きに帰したように思う。

 指導力不足教員はそれぞれの教育委員会が決めている。その要点は
1、子供の質問に答えられない」など教科の知識や技術が不足
2、難しい授業ばかりするなど学習指導が不適切
3、保護者らとコミュケーション・信頼関係を築けない

 などを指針に挙げている。医師、弁護士、保護者らで構成する判定委員会で指導力不足の認定を行うのだ。ともかく授業は黒板に向かって小声でぼそぼそと話すとか、大人数の前では緊張してしまい、授業を持たせられない・・・などという先生は辞めてもらうしかないのだ。どうしてこんな先生がいるのだろう。多少の知識があっても人間の基本となるコミュケーション能力基盤がないといわざるを得ない。
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癒しの森733                              2005年8月12日  

        素敵な言葉(私幸せに見えるかしら!)

 10日に行われたスピーチの会で感動的な言葉を発した女性がいた。10人のスピーチが終わり、スピーチしなかった人達がマイクの前で一言の感想と挨拶を述べる場面でのことである。あと半年で還暦を迎えるTさんがマイクを持った。前後の話は記憶にないがこの人がにこやかに「私幸せに見えるかしら!」といった言葉は感動的であった。56歳の再婚で幸せいっぱいなのである。

 スピーチの会でTさんと会ったのは2回目のであった。最初に会った時の妻の印象は40代後半の人だと思ったという。しかし、まもなく還暦を迎える人であったのだ。Tさんは40代と思わせるほど、若々しく幸せな輝きを発していたのである。スピーチの翌日Tさんにあったので、早速8月26日のスピーチをお願いした。スピーチの演題はスターウォーズにちなんで「再婚のエピソード1(ワン)」となった。再婚のエピソード2・エピソード3として3回に分けてスピーチをしてもらうことになった。再婚のエピソード1でも、満面の笑みで「私幸せに見えるかしら!」という言葉が飛び出してくるのでないか。

  ・再婚の 幸に輝く 表情と 素敵な言葉で 笑みが広がる 
     






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石田ふたみ