2005年07月23日(土) |
ストレスの原因の第1位は「会社の将来」 |
日本人はここで記述するまでもなく、物事を悲観的に捉える人が多いと思う。労働政策研究・研修機構の調査によると「仕事についての疲労感、ストレスを感じている労働者は61%に達することがわかった」(7月19日・時事通信から)という。仕事をして疲労感、ストレスを感ずるのは当然のことである。しかし、ストレスを感じる原因のトップが「会社の将来に不安」というから考えさせられる。失業率低下傾向にもかかわらず雇用不安のストレスが大きいことが浮き彫りになっている。会社の将来が不安というのは、どう考えても受身の姿勢のように感じられる。
会社の将来に不安を感じるのであれば、実力を身に付け会社が倒産してもいつでも再出発できるよう己を磨く努力をすべきである。日本の代表的な産業である自動車業界は、世界を席巻するだけの実力を持っている。日本の自動車産業の力に米国自動車業界は圧倒されている。米自動車大手フォード・モーターがホワイトカラーの従業員を北米地域で1万500人削減することを検討中だという。この人数は全ホワイトカラーの30%に相当するという規模なのである。このような環境に遭遇すれば、「会社の将来に不安」というストレスを感じるのは当然であるが、具体的な根拠無しでただ「会社の将来に不安」というストレスは頂けない。
バブル崩壊の時期は膨大な企業倒産があった。しかし、企業の再生力は凄いと思う。ゼロ金利という庶民の犠牲の上にあるとはいえ、金融機関の空前の不良債権の処理はおおよそ終了の段階になっている。東京商工リサーチが7月14日発表した今年上半期(1−6月)の倒産集計は前年同期比9.4%減の6401件となり、3年連続減少し、上半期では1991年以来、14年ぶりの低水準となっている。以前書いたが、シャープをはじめ家電業界は、高度技術の工場を海外に建設しない傾向がハッキリしている。これらの背景から失業率は逐年低下していくと思う。ストレスの原因の第一が「会社の将来が不安」という人は、社会のマクロの流れをしっかりと受け止めていないように思う。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森713 2005年7月23日
手作りの生涯青春の会
7月27日に開く生涯青春の会への参加を呼びかける活動をした。具体的にはこの4日間で、6月11日の発足の集いに参加していただいた70名の家庭訪問を昨日まででほぼ終了した。今日は6月11日の「発足の集い」の案内を出したが都合でお出でにならなかった約10軒を尋ねる。土曜日のこともあって5人と玄関先であるが懇談することが出来た。全員が7月27日に参加していただくことになった。
こんな訪問をしている最中、有力な会員であるA氏の示唆に富むアドバイスを受ける。簡単に言えば、我々夫婦の手作りの生涯青春の会であり、何人に参加を呼びかけることが出来るかが一つの目標になるとの趣旨の話しであった。仮に300人に参加を呼びかけることが出来れば、月2回のスピーチの会に4〜50名の参加があるだろうとの統計的な話であった。7月27日に何人の参加があるか・・ではなく何人に参加を呼びかけることが出来るかに力点を置きたいと思った。
・うぶ声を 上げたばかりの この会が 定着するまで 手作り続く
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