2005年07月21日(木) |
「職場高血圧」にご用心 仕事中は上昇 |
仮面高血圧という言葉は聴いたことがある。病院の診察で測ると正常血圧でも、家庭など普段の血圧は高血圧を示すケースがあるのだ。あたかも仮面をかぶったように隠れているとの意味で、仮面高血圧と呼ばれる。7月21日の朝日で「職場高血圧」に関する報道があった。
健康診断では正常な血圧の人の中に、仕事の合間に測ると高血圧の人が2〜3割もいた・・。このような「職場高血圧」に関する調査結果を東京都老人医療センターの桑島巌・副院長(循環器病学)らがまとめたものだ。9月にある日本高血圧学会で発表する予定だという。ここで記述するまでもないことであるが、高血圧は放置すると、動脈硬化が進み、心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞などの病気に直結する。よって、この基準に該当する人は、食事、運動などの生活習慣を見直す必要がある。 国内では「約3500万人が高血圧」と推定されているというから大変なことである。成人の約3人に1人の計算だ。加えて仮面高血圧・職場高血圧の人が国内にどれだけいるかは分かっていない。血圧計は1万円以下で手に入る時代であり、自分のリスクは自分で確認すべきであると思う。このような解説では必ず専門医の診察を受ける必要もあると書いてあるが、先ずは生活習慣を見直して改善することが先決である。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森711 2005年7月21日 散歩は健康の基本 今日の朝も昨日に続き凉しく気持ちの良い散歩であった。この涼しさもあと数日で終わり、夏の猛暑が訪れる。稲の例をとれば、この暑さで稲穂が形成されていくのであって、日本の風土では絶対に必要な暑さなのである。しかし、朝の散歩は、夏の直射日光を浴びるようになるとなかなか大変である。この夏は、直射日光を半分あまり避けられるコースを設定している。ともかく、厳寒でも、猛暑でも朝の1時間(6000歩少々)の散歩は続けようと思っている。
妻が愛読している婦人雑誌「パプキン」の8月号で散歩の効用が特集されていた。2005年4月24日に「歩行不足ボケコース」と題して、歩行不足の弊害を記述した。以下はパプキンに掲載された散歩(歩行)の効果である。 1、 血液循環が良くなり、新陳代謝が活発になる。 2、 心肺機能が向上して、疲れにくくなる。 3、 血中コレステロールと中性脂肪が減少する。 4、 体脂肪が燃えて、ウエストやヒップ、大ももが細くなる。 5、 筋肉量が増加して、体が引き締まる。 6、 脳が刺激され、気分が良くなる。 7、 生活習慣病や骨粗しょう症、老化が予防出来る。
生涯青春の会でどれだけ散歩を啓蒙できるか、これがスピーチの会に続く大きな活動目標である。4月24日にも書いたが、歩行不足が原因で病気になるのである。日本ウオーキング協会副会長の泉嗣彦さんは、歩かないことが原因で起こる病気を「歩行不足症候群」と名づけている。この続きは明日記述したい。
・毎日の 歩行不足が 重なって 病気になるとの 認識少なし
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