2005年06月30日(木) |
自殺未遂者の7割が睡眠不足 |
日々の映像を書き始めた1997年に驚きを込めて自殺未遂者のことを書いた。この時は作家のリポートをベースにしたものであった。なにしろ自殺未遂者は、自殺者(自殺成功者)の10倍であるというのだ。厚生労働省研究班の調査に関する報道でも「国内の自殺者は年間3万人を超え、未遂者はその10倍と推定される」(6月30日・朝日から)となっている。平和といわれる日本で年間30万人以上の自殺未遂者がいるのである。
以前に書いたことがあるが、一人の自殺の企てによって、両親・兄弟・妻(夫)・子供など最低で10人の人が精神的なショックを受けるという。ともかく、1年に約33万人が自殺を試み、30万人が未遂に終わるという事実をハッキリと記憶に留める必要がある。なぜこんなことになるのか、どうすればよいのか。ただ傍観しているだけの人は感性が余りに鈍感であると思う。
厚生労働省研究班の調査によると、「自殺を企てた人の7〜8割が睡眠不足を自覚し、睡眠時間は4〜5時間にとどまっていることが明らかとなった」(6月30日・朝日から)という。なぜ、睡眠不足になるのか。人と人とのコミュニケーションの機会が少なく孤立しているのでないだろうか。
国立精神・神経センター武蔵病院の樋口輝彦院長によると、「自殺する人の9割は何らかの心の病を持っており、うち6割はうつ病」だという。なぜうつ病になるという根本的な視点が貧弱ではないかと思う。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
癒しの森689 2005年6月30日
700回目の癒しの森が近づく
思えば2003年8月、日々の映像をインターネットに公開することが動機で癒しの森を書き始めた。書き始めた頃は果たして書き続けることが出来るのか、とのプレッシャーとの戦いであった。しかし、何とか700回まで書き続ける目標を掲げた。危機は何回もあった。2004年5月に早朝の散歩を始めたのも、癒しの森の記述テーマーの行き詰まりを打開するためであった。
考えてみると不思議なものである。朝の1時間の散歩が私の人生の大転換を与えてくれた。今「生涯青春の会」に取り組んでいるが、2004年5月からの早朝散歩がなかったら、現在のような健康に関する自信も生まれなかったと思うし、「生涯青春の会」の発足もなかったように思う。
癒しの森の700回が7月10日(日)に訪れるが、日々の映像・癒しの森の良き理解者と700回目を祝いたいと思っている。毎日書き続けてきた日々の映像は、8年と7ヵ月目に入る。日々の映像と癒しの森は既に一体になっているので、癒しの森をこれからも書き続ける予定である。日々の映像は書き続けることが出来るが癒しの森は難しい。記述内容が貧弱になることもあることを了解して頂いて書き続けたいと思っている。(メモ2003年9月11日 癒しの森としたわけを引用)
植え続け 癒しの森に 700本 ようやく森が 大きく広がる
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2003年09月11日(木) 癒しの森にしたわけ 毎月我が家に来る友人がいる。目的は日々の映像を題材にしての懇談である。友人が私の我流の短歌・詩を読んで「石田さんの短歌・詩は癒しになる」との評価を頂いた。そんなことから、癒しに関する短文エッセイを書こうとのイメージが固まった。 次に「森」としたわけである。この短文エッセイ1題を一本の木と置き替えている。嫌なニュースが氾濫している中で、癒しを感じて頂けるようなエッセイを書くことは難しい。はたして、どれだけの木を植えることが出来るか自信がない。100本植えることが出来るか、この程度なら森とはいえない。
読者の絶大なるご支援を頂いて、出来たら700本の木を植えることが出来ないかと思っている。今日25のナンバーが700になれば、癒しの森といえるだろう。
・友を得て 共に書きたし 七百題 招き寄せよう 癒しの森へ
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