『日々の映像』

2005年06月23日(木) また衝撃事件:長男が両親を殺害

 また衝撃的な事件が起る。東京都板橋区の建設会社社員寮で管理人夫婦が殺害された。犯人は高校1年生の長男(15)であった。動機は事件前日の19日に、「父親(44)から『お前はおれより頭が悪い』と言われ殺してやろうと思った」(21日・スポニチから)などと供述している。母親(42)については「いつもハードな仕事をしていてかわいそうだった。いつも、死にたい、と言っていたので一緒に殺した」(引用同)との供述だ。父親を20日昼ごろ、鉄アレイなどで殺害し、後から部屋に来た母親を道連れに刺殺している。どうしてこんな行動が出来るのか、その背景に何があるのかが最大の検討テーマであることは間違いない。

 逮捕された長男は、「暗いわけじゃないし、キレる感じもない」「普通の子」。であったが、学校関係者や同級生は声をそろえるが、「無差別殺人ゲーム」が好きだったという。6年前の生首殺人の時も指摘されていたが、少年犯罪を誘発させるのが、有害ビデオであることは間違いない。言論の自由との関連で、難しいテーマであるが、明らかに少年に有害なビデオは規制の対象とすべきでないかと思う。
 
 少年は多数のゲームソフトを所持し、特に無差別殺人ゲーム「グランド・セフト・オート3」にはまっていたという。グランドは、「銀行強盗の仲間に裏切られた主人公が報復する筋書き。・・・カージャックや銀行強盗を繰り返して現金を集めていく。子供や女性を含む一般市民や警察官の無差別殺傷、自動車で次々とひき殺す内容だ。米国製でシリーズ3作目は国内で一昨年発売され、4月までに約35万本が販売。4作目も昨年発売された。」(6月23日・スポニチ)とある。過激な無差別殺人ゲームを35万人以上の若者が見ている・・・これは言論の自由が産み落とす一つの恐怖である。
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癒しの森682                                   2005年6月23日

         多忙な一日:24時に癒しの森を書く

 東京旅行から帰ってまだ疲れが残っている感じであるが、今日は畑仕事であった。以前に書いたヤーコン畑が30坪余っていたのである。時期は少し遅れているが、サツマイモの苗を60本余り植える。秋は孫たちを集めてのサツマイモ掘りである。ここから帰ると、引越しして間もない娘のマンションへ行く。どうにか自由時間になったのが21時であった。家にいると何かと雑事が出てくるので、何時ものサイゼリアに逃げて行く。

 日々の映像を書き終え、癒しの森に取りかかろうとすると、「頑張っているね」と友人の菅野勇さんに声をかけられる。生涯青春の会に深い理解を頂いている人で、当然のように「スピーチの会」の懇談となった。この方からもスピーチに登壇して頂くことになった。この人は講演をすれば1時間でも2時間でも話をする人で、4分間のスピーチは短くて難しいかも知れない。話を打ち切って今日の癒しの森を書く。ここまで書いて時計を見ると24時になっていた。

  ・多忙でも 僅かの静の 時ありき 動が無ければ 文は生まれず
     


     
     





  

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石田ふたみ