『日々の映像』

2005年02月24日(木) 船舶油濁損害賠償保障法の改定

 日米両政府2月19日外務・防衛担当閣僚による日米安保協議委員会を米国務省で開いた。今後の日米同盟と在日米軍再編の基本指針となる「共通戦略目標」で合意した。アジア太平洋地域の平和と安定に向けて、北朝鮮に核計画の完全廃棄を求めたほか、大量破壊兵器拡散や国際テロの防止・根絶に向けた世界規模の日米協力の強化を確認した。
 
 北京19日時事通信によると北朝鮮が核兵器保有や6カ国協議参加の無期限中断を宣言したことについて、「核兵器を保有しているなら、援助を与えることはできない」( 2月20日時事通信から)とする見方が中国内で浮上、北朝鮮との関係を変化させる必要があるとの強硬論が出ているという。ともかく北朝鮮で消費する石油の約半分は中国の援助によって成り立っているのである。食料も中国・韓国を中心に100万トンもの援助を受けている。北朝鮮の強硬発言に言葉を返せば「貴国は独立国と言えるのか」となってしまう。

 船主責任保険に未加入の船舶の入港を禁じる船舶油濁損害賠償保障法が3月1日に施行されるが、03年に日本に入港した北朝鮮籍船延べ974隻の保険加入率は、わずか2.5%。保険料は100トン当たり約40万円と高額で、保険に加入できない老朽船も多いため、大半は入港できなくなるという。同法は、タンカーを対象にしていた油濁損害賠償保障法を改正。日本に入港する100トン以上の外国船舶に保険加入を義務付けたものだ。保険の申請があれば船主の保険料負担能力などを審査するが、貨客船「万景峰(マンギョンボン)92」号も申請していないという。船舶油濁損害賠償保障法の改定は、北朝鮮にかなりの打撃を与えることになる。
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癒しの森560                           2005年2月24日

           「松井秀は4番」トーリ監督が明言
 
 野球のシーズンが目前に迫って来た。野球を単なるスポーツと見るか、限りない人間のドラマと見るか、私の場合は後者の見方が強い。 ニューヨーク・ヤンキースの地元紙『デイリー・ニューズ』は2月のなかごろ、松井秀喜外野手(30歳)は昨シーズン後半に引き続き4番を打つだろうと予測していた。

 松井の開幕4番が見えてきた。ヤンキースのジョー・トーリ監督(64)がキャンプ地タンパ(フロリダ州)で20日、松井秀喜外野手(30)を今季開幕となるレッドソックス戦(4月3日、ヤンキースタジアム)で4番として起用する可能性を明言したという。実現すれば日本人メジャーリーガーとして初の快挙となる。トーリ監督は2月20日野手集合日に、今季の打順について言及。「松井の開幕4番の可能性は十分にある。彼については今まで以上のことをする必要はない。松井が松井でさえあればそれでいいのだ。彼はずっと高いレベルでコンスタントに活躍できる選手だし、今年も期待している」(スポニチから)と厚い信頼に変化がないことをあらためて表明したという。日本のどこかの野球監督は、絶えず選手へのアドバアイスが絶えない。どう考えても人間のスケールが違うような気がしてならない。「松井が松井でさえあればそれでいいのだ」何という信頼の言葉だ。
  
  ・信頼が 活力生み出す 根幹と トーリ語録の 文化の響き
     


     




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石田ふたみ